12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

御嶽山 2020-09

2020-10-10 14:45:00 | 

先日、登山靴を20年ぶり⁈ぐらいに新調した。

前の靴は、ソール(靴底)の張替えもしてかなり歩いた。低山から槍ヶ岳、宮之浦岳、劔岳、西駒ケ岳、宝剣岳、石鎚山などなど。

しかしヨレヨレになり縫製もほつれてきた。

 

限界だな。新しくしよう。

一つ気がかりなことがある。以前冬靴を買ったとき、右足内側のくるぶしが靴擦れとなり歩けなかったのである。冬の伊吹山は歩けた。御在所岳は痛さと吹雪で撤退。

色々試したが、その2回だけで結局売りに出した。買った人から新品みたいだと言われたぐらいである。

 

今回は慎重に履き比べた。

日本人の足型に合うSIRIO(シリオ)かLOWA(ローバー)か。イタリアかドイツか(笑)。

岩を歩くか森を歩くかのお国柄がシューズにも表れる。

ローバーは優しい感じに足を包んでくれる。シリオはいかにも堅牢なつくり。

前の靴がシリオだったので、痛くなければシリオにしようと決めた。

 

店員さんと相談して、購入を決めてから右内側くるぶしの当たる部分を機械を使って

皮を伸ばして頂いた。

痛くない。しっくりとくる。よしこれなら大丈夫だ。防水スプレーも一緒に購入。

まずは、慣らし運転と行こう。冬が来る前にもう一度3000mへ。で

黒沢口からの御嶽山。

 

 

噴火後は初めて。期限付きで剣ヶ峰まで登頂できる。出来れば摩利支天まで行きたい。

6合目の駐車場はいっぱいであると、どの山レポ見ても書いてある。

連休中だ。いつ行っても同じだろうと言う事で、登山時間だけを考えて出発。

 

瀬戸市からは、直で2時間半ぐらい。

うわ、路駐がすごい!延々と車が並ぶ。県外ナンバーも数知れず。自分もだけど(笑)。

これは、上まで行っても停めるとこないなと思いながら一応行ってみることにする。

駐車場は案の定いっぱい。

 

1台ごとの白線が引いてないので、余裕のある停め方が残念。と思いながら駐車場を1周する。

あれ?ここ停められるのでは?

出入り口近くだが、通行の邪魔にはならない。バスも十分通れる。

と頭を茂みに突っ込みながら停める。軽バンの小ささが幸いした。😊

 

 

準備を整え出発。

登り始めから8合目までは階段、ぬかるみが多い。順調に高度を稼ぐ。

 

 

立ち枯れているけど立派。

 

 

7合目でロープウェイで上がってきた登山者と合流。一気に人が増えた。

 

2、3人抜いたところでどうにもならない。これほどの登山渋滞は初めてかもしれない。

仕方ないのでそのままついて歩く。

8合目までは、樹林帯。8合目の小屋、女人堂を超えると視界が一気に開ける。

ガスの合間にそびえるお山。紅葉が始まって綺麗。

 

振り返ると。いい感じ。

 

ハイ松もまばらになり荒涼とした世界。

しかし人の列は続く(笑)。

 

 

だいぶ登って振り返ると。

ガスの中、続々と登山者が・・・。

 

 

9合目の山小屋、石室山荘。登山道はここを抜ける。

 

 

山荘を抜けると、覚明堂霊神場。信仰の山である。白装束の若い女性を見かけた。

 

 

剣ヶ峰だ。剣ヶ峰までの登山道は期間限定で開通。

 

 

ロープウェイから来る人の格好は、まちまち。しっかりと装備を整えている人からハイキング程度の軽装の人。中には散歩⁉ぐらいの強者も見かける。3000mの山。油断大敵である。

御嶽山1

 

 

二ノ池。火山灰が流れ込みグレー色。ガスの切れ間、スカイブルーが沁みる。

 

 

頂上の写真撮りは順番待ち。

 

 

後ろの方にお願いして撮ってもらう(笑)。

 

 

山頂の鐘。

 

 

頂上からの風景、一ノ池。

 

 

然は圧倒的。

御嶽山2

 

 

慰霊碑。

 

 

シェルター

photo : 御嶽山火山マイスター竹脇氏

 

まだまだ登ってくる人がいる。

さて、ここから摩利支天へ行く予定だった。ところが思いがけないことが起こっていた。

新靴である。調整してもらった右足は何ともなかったのだが、左足外側のくるぶしが当たり痛くなっていた。全くの想定外である。お店で試し履きしていた時は何ともなかったのに。

登りの途中から違和感を感じ、頂上ではかなり痛くなっていた。

このまま歩いても痛いだけである。決断は早かった。

降りよう。

 

 

下山も渋滞である。下りでは位置が微妙に変わり痛さは半減したが早く車まで下りたい。

渋滞の先頭を行く年配の方が、時折よけてくれるがまた別の人につかまったりして全体としてはさほどである。仕方ない(笑)。

ところが、7合目に来るとなんとほとんどの人がロープウェイに向かう。6合目に降りる人がいなくなった。かなり先に1人見えるだけである。

後ろから子供の声がした。『あの人、向こうへ行くよ』

親が答える。『あっちへ行く人は、ちゃんとしたと登山者だよ』

そう?(笑)。

とにかく1人になって、階段、ぬかるみに気を付けぐんぐんと降りる。

 

無事下山。しかし艱難(かんなん)はここからである。

瀬戸まで直で2時間半の道のりがプラス2時間! スマホの道路検索がどの道も真っ赤である。

この日は全国の道路が大渋滞、そのニュースを後に知った。

帰り5時間近くの運転に疲れ切って帰宅。

久々の晴れた連休。みんな移動したんだなと納得。

 

そう、靴である。

後日、新靴の調整に名古屋まで2回も通った。時間と駐車場代がかさむがここはしっかり直しておきたい。

かなりくるぶし周りを伸ばし伸ばししたのだが、まだ微妙である。

これ以上いじると新品の靴がダメになるかもしれないというところでストップ。

後はインソール(中敷き)で調整を試みることにした。

続きは次の山行で・・・。😁

 

 



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