12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

恵那山 2024.7

2024-08-09 10:56:24 | 

御嶽山から1週間で次のトレーニング山行が来た。
前回できなかった、『空峠・恵那山』のロングコースだ。
今回もザックは10㎏ほどにして、長時間コースで靴と足の様子を見ながらの体力強化が目的。

コースタイムは約10時間。休憩入れて12時間コース。気合入れて行こ!😎
駐車場から1km歩いて登山口へ。

 
 
 
木橋は、修復されている。感謝!
水量も普通だ。これなら渡渉しても問題ない(笑)。
 
 
 
 
ちなみに前回、大雨後はこれだった。😓
 
 
 
 
川を渡るとお出迎えの看板。
 
 
 
 
キレイな沢が現れた。

 
 
 
『霊神碑』とは、御嶽山で修業を積んだ修験者が指導者としての功績をたたえて建てられるものらしい。
この場合、心明行者による記念碑で心明霊神となっている。(参考:やさか観光協会)


中央アルプスは、文化的に御嶽山信仰から繋がっている山域である。
恵那山も木曽駒ケ岳もその流れの中である。神社が多いのも納得である。

 
 
 
恵那山は高い山と言うより大きい山と言うイメージがある(笑)。
ちなみに、中央道の恵那山トンネルは恵那山の下を通ってはいない。富士見台高原の下を通っている。(参考:ジオランドぎふ)
しばらくは植林された樹林帯の中を単調に登っていく。


 
 
 
自然林が現れてきた。緑に癒される。
 
 
 
 
ん!五合目? はて⁉
 
 
 
 
登山道が一部崩落していて巻き道が作られているけどなかなかの道(笑)。
 
 
 
 
久々に出会った、マムシ!
攻撃態勢で構えていたので遠くからズームにしたらこんな写真に。
こちらを睨んでいるのだが、分かりにくいな。😅
 
 
 
 
縄文杉ならず、恵那紋杉か⁉
 
 
 
 
枯れているけど巨木だ。回り込んで眺める。
緑の葉は、周りの樹木のもの。

 
 
 
枯れた木に種が落ちそこから新たな命が芽吹いている。
 
 
 
 
あら、杉ではなく桧(ひのき)だったのね。『枯大桧』、見ごたえ十分!
 
 
 
 
やっと、樹林帯を抜けて空が見えた。

 
 
 
苔むした不動明王に時間の流れを感じる。

 
 
 
熊笹の中を進む。笹に付いた露がスポーツタイツを濡らして気持ち良い。
 
 
 
 
やっと、展望が効くところまで出た。ここまで長~い道のり。
 
 
 
 
空峠。同じ名前の峠が全国にあるようだ。八右衛門の頭って何だろう?

 
 
 
雲は多いが、眺め良い西側。
 
 
 
 
それに比べて、東側はガスというか雲の中。
 
 
 
 
行者越と楽しそうな岩場が現れた。と思ったら3,4歩登るだけだった。🤣
 
 
 
 
14合目! 後で分かったのだが、このルート頂上まで10合で切っているのではなく20合で刻んであるのだとか。
 
 
 
 
ギンリョウソウ、見つけた。いつ見ても不思議な植物⁉

 
 
 
東側は相変わらずの空模様だ。
 
 
 
 
オブジェ風な立ち枯れの木。

 
 
 
恵那山の東西で雲が切れるようだ。

 
 
 
まだ道のりは長い。
 
 
 
 
16合目だ。

 
 
 
足元にある石碑で確認。昔から20合で刻んであるのだ。

 
 
 
ここからはなだらかに登り続ける森の中。
 
 
 
 
冬はそれなりに雪が積もるので、このような形状の木が出来上がる。
 
 
 
 
熊笹に一本道。ここまで駐車場から約5時間。頂上までもうひと登り💦
 
 
 
 
一ノ宮。それぞれに神社の名前が書いてある、猿田彦大神とある。

 
 
 
雨は降らなさそうだが、少しガスが入ってきた。雰囲気は良い。😀
 
 
 
 
まだこんな登りが残っていた。
 
 
 
 
動物の足跡多数。人間のもある。熊は見当たらなかったのでひと安心(笑)。
 
 
 
 
恵那山の深い森にガスが掛かり神秘的。

 
 
 
なんでもこちらが最高点らしい。
頂上とされている先に進む。
 
 
 
 
ここが最終で恵那神社本社とある。
ふもとに恵那神社はあるけれど、奥の院ってやつか。
 
 
 
 
恵那山、胞山、胞衣山(えなさん)。天照大神が降臨したときに胞衣(えな)を収めたからという伝説。
それは良いとして胞衣って何?と思い調べてみた。

『胞衣とは出産後に排出される胎盤、さい帯(へその緒)、胎児を包む膜等の総称です。 日本には古来より生まれた子供の分身、あるいは霊力を持つ存在として胞衣を大切に扱って埋める「胞衣納め」と呼ばれる慣習がありました。』(参考:京都大学 iPS細胞研究所)
胞衣塚は各地にあるようだ。
 
 
 
 
昼休憩していると、霧雨になってきた。空を見上げるとどうもやみそうにない。人がいないので展望台の下に避難する。
 
W.ウエストンの時代は眺望が素晴らしかったらしいが130年も経てば樹木も育つだろう。今は頂上からの展望はない。
帰り支度をしているところに広河原口から登ってきたという年配の男性が見えた。
コロナが始まってから登っていなかったので久しぶりで疲れたと言っていた。
割りと軽装なので慣れているのかもしれないが大丈夫?
方向が全く逆なので、挨拶して別れる。
 
黒沢口への登山道は、バツ印。

 
 
 
このルートを昨年下りた人の記事を読んだが、藪漕ぎ(背丈を超える)とルートファインディングが出来る上級者向け。
一歩間違えれば遭難コース。
なので、そこまでするかのピンクテープ(笑)。

 
 
 
霧雨は降りやまず、避難小屋へ戻り小休止。
隣は奇麗な部屋があり泊まってみるのもありかな。😎

 
 
 
ミヤマアキノキリンソウ。

 
 
 
物見の岩にはロープが付いているので登れるみたいだ。

 
 
 
ボルダリングできそう(笑)。午前中に撮ったので青空が見えてる。

 
 
 
霧雨は止みそうにないが、びしょぬれになる雨でもない。
西に戻るにつれて霧雨から天然ミストぐらいになったのでカッパを脱ぐ。

 
 
 
枯大桧まで戻ってきた。やっぱり立派だ。

 
 
 
あとはひたすら下山。
大雨ではなかったものの、足から伝わってミドルカットのシューズは、中まででびしょぬれ。歩くとグシュっと音が出る。
水遊びシューズ以外でここまでぐしゃぐしゃになって歩いたのは何年振りか(笑)。
下山でなかったら、閉口するところだ。
 
最後の橋を渡れば現世に戻れる(笑)。

 
 
無事下山。
しかし、ここから事件が!
靴下は泥も付いて、絞ると水が出るほど。とにかく靴も靴下も脱ぎたい。
靴下を脱ぐとそこには山ヒルが・・・。
 
なんか、吸われてる気がしてたんだよな。チクッとしていたから。
そしてよく見ると濡れたアスファルトにはヒルが至る所に。すごい小さいのもいる。
爪サイズのアマガエルはこれを食べているのかなと思う。観察している余裕はないが(笑)。
 
ライターの火など熱源を近づけるとプハっと血を吐いてポロリと落ちるヒルだが、ライター出すのもザックの奥からだ。面倒なので何とか引っぱって剥がす。
 
気が付けば手にもついているし、コノヤローって感じで引きはがす。😠
結果、足に2か所だけで済んだが、ヒルの吸う血の量なんて1㎖もない。
しかし血液の凝固を防ぐ物質(ヒルジン)を分泌 するため、吸われた後血が止まらない。
1㎖ぐらい上げるから血を止めてくれないかな~。
 
やっと止まったと思い、風呂で汗を流したらまた出血してきた。
血行が良くなったのだ。『ふ~、ヤレヤレ』である。
山ヒルに吸われたのはかなり久しぶり。
それより恵那山の前宮ルートこんなにヒルがいるとは露も思っていなかった。
この時期は山ヒルいるのでご注意!
 
 
ヒルの話はそれぐらいにして今回の登山。
標高差約1700m
距離約17㎞
休憩入れて12時間半
久々のロングは、3日間筋肉痛になった(笑)。
 
足回り対策の課題が見えた。あとは重荷背負ってどうかである。
次の山行で様子を見よう。
トレーニング登山は続く。😎
 
       💖
 


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