
4月 14日 (火) 

朝になっても強い風が止まない🌀
でも、こんな日だからこそ、富士山に雲はかからないだろう🗻
今日は車に乗って、静岡市清水区にある「薩埵峠(さったとうげ)」へ🚙


本来なら、JR東海道線を使って、興津(おきつ)駅まで乗り、興津駅から薩埵峠を通って由比(ゆい)駅まで歩き、電車に乗って帰宅する〜というコースで行きたいところだけど、このご時世、電車に乗るのは避けたい。

薩埵峠駐車場
10台ほど停められる駐車場は、私が車を入れたら、残り後1台分…。平日でも人気のスポット。

この駐車場から、すでに富士山は愛鷹連峰を従えて、スッキリ姿を現した🗻

この駐車場から、すでに富士山は愛鷹連峰を従えて、スッキリ姿を現した🗻
思いのほか、風は穏やか

ここから南に数分歩くと、展望台があり〜

ジャン



で知られる「薩埵峠」
〈東海道一の絶景。今も昔も薩埵峠。〉
歌川広重の『東海道五十三次之内』(保永堂版)で由比宿の様子を見れば、そこにあるはずの峠道はただの断崖絶壁で、左上にいる三人の人物は、傾斜角45度の斜面から今にも転落しそうに描かれる。ここがいかに難所だったか、広重は緊張感あふれる大胆な構図で表現したのだ。
難所だった薩埵峠を経ず、海岸線を安全に通行できるようになったのは、嘉永7年(1854年)の大地震で海岸が隆起してからだという。
現代ではその狹い海岸線に大工事が繰り返され、東海道本線、国道1号線、東名高速道路という、日本の大動脈が束ねられたようにして走っている。
富士山の眺望ポイントとしての人気は海岸線でも絶大だが、駿河湾にせり出した薩埵山を中腹まで登って薩埵峠に立てば、広重の描いた絶景をこの目で見ることができる。峠には展望台も整備されている。
〜静岡市 観光 hp より〜
興津駅からせっせと歩いて来て、この景色に出会えれば(ああ、なんてきれいな富士山
)と、感動する。でも、駐車場から数分で出会ってしまった


この先に東屋があるので、そこでランチにしよう🍙

左手に駿河湾を眺めながら歩く。

青空にナツミカン。
青い海 青い山

袋をかぶっているのは、ビワ。

袋をかぶっているのは、ビワ。

枝もたわわに実るナツミカン。
ビワは、袋をかけているのに、ナツミカンは収穫しないのかなぁ❓なんて見上げながら歩く。

山の中に残る朽ちたトロッコ。
義母の姉の家も、興津でミカン農家をやっていた。夫は子供の頃、このトロッコに乗って収穫のお手伝いするのが楽しかったそうだ。
次第に後継者がいなくなり、今はバラ農園をやっている。
やはり、このミカン畑も後継者ナシかな?

東屋

相変わらずのランチ🍙

目の前をゆっくりとコンテナ船が行く。

海のグラデーションが美しい







興津と由比を結ぶ薩埵峠は、東海自然歩道になっている。

ハイキングを楽しむ人

親子連れも元気に歩いて行った。
一度駐車場に戻り、由比方面へ歩く。

富士山を真正面に捉えて歩く。

かつては、2つの大きな合戦があった。

温州ミカンの花


国道と東名が近くなる。


新緑と葉桜のコラボ
季節のバトンタッチだね🌿

桜、見納め



どんどん下る





青い花

黄色い花

「倉沢」地区に入る。
かつてここには、旅人が休むお茶屋さんが並んだそうだ。
かつてここには、旅人が休むお茶屋さんが並んだそうだ。

明治天皇が休暇された、


「柏屋」

かつての面影を残す旧東海道


本陣とも呼ばれた、


「川島家」

食事処「くらさわ」
桜海老丼🦐、食べたぁ〜い


マンホールの蓋に桜海老🦐
桜海老の体の真ん中に「由比」の文字👀❣️
由比漁港は、駿河湾の桜海老が上がる。でも、ここ数年不漁が続き、一時、漁をやめていた。この春のとれ高はどうかな?

安っ⁉️
でも、硬貨、持ってません




だいぶ道路に近くなったところでUターン。

あのおじいちゃん負けないように坂道を上ります




置いてくよぉ〜



どんどん上る


ビワ畑のそばのガードレールに、

「取ったら一億円」
ウケる


ビワに袋がけしているオジサンに収穫時を聞くと、5月中旬だそうだ。取りに来る?まさかっ



駐車場が見えてきた。

駐車場に戻ると愛鷹連峰に雲がかかっていた。
今日はあまり距離は歩かなかったけど、
空と、海と、富士山と。
ミカンと、桜と、野の花と。
気持ちの良いウォーキングだった


帰り道、興津の叔母の所へ来るたびに
(義母が姉の家に行く時は、いつも私がアッシーだった。あの頃の私は従順だった
)

立ち寄っていた魚屋さんを覗いてみる。🐟🐟🐟
あるある、まだある。懐かしい



興津駅前にある「魚吉」
由比漁港から上がる、安くて新鮮な魚が並ぶのを覚えている。
間口は狭いが、奥に広いお店。


安っ
それでなくても安いのに、午後になると値引きしている


それでなくても安いのに、午後になると値引きしている



主婦の味方






その新鮮なお刺身で、夕飯。
タケノコと、ワラビの炊き込みご飯を炊いた。
厚焼き玉子は、昨日の残り物😅
気持ちよく歩いて、安くて新鮮なお刺身が買えて満足の1日だったけど…
ホントはね…


薩埵峠の上にある「浜石岳」へ行きたかった

でも、夫は、「山は登らない」←(登れないでしょ)と、即却下

ねぇ、パパ、そろそろ1人でツーリング🏍行けばぁ?
長く乗らないと、バッテリーが上がるよ🔋
そしたら、私、一人で山へ行くから

山小屋も休業する所が増えてきた。
GWの山小屋は、三密だものね。
今年の山行は、日帰り低山になりそう

それも単独で?


歩数ー9.289歩
距離ー5.9km
🍊 🗻 🍊
それに、難しい名前の峠・・私はもう絶対覚えられない(笑)。広重の題材にもなったところですか。どぎつい刺激のなかった江戸時代なら、もっともっと旅人はあの景観に感銘をうけたでしょうね。
由比には2回ほど行ったかな。最初の時は、ご紹介されていた「くらさわ」で食事したと思います。あの2階でサクラエビ御膳みたいものを。2度目は、漁協直営の「浜のかきあげや」で、発泡スチロールのお椀でさくらえび丼を(笑)。ずいぶん昔。さきほど由比のHPを検索したらGWの桜エビ祭りはやはり中止になってましたね。めちゃ混むようですから行く気は無いですが・・。しょうがないですね。
買ってこられたお刺身で夕食をしめくくり、素晴らしい満足の一日でしたね。
コロナはまだまだ予断を許しませんが、GWまで外出自粛で乗り切ったあとは、ご主人様も我慢しきれず短期ツーリングへ。そしてjunさんもお暇を・・実現するのではないですか。
薩埵峠は本当に景観の良い所です。この日は、心配していた風もおさまり、気持ちよく歩きました。おっしゃる通り、江戸時代の旅人には刺激的だったでしょうね。
そうですか、由比には二度もお越しでしたか。それも「くらさわ」へ?
由比漁港のサクラエビのかき揚げも召し上がりましたか♪私も好きです♪
コロナが収束したら、サクラエビのかき揚げをつまみに乾杯しませんか?🍻❣️
この日、サクラエビの漁の解禁日でした。年々不漁続きで今年も同じ様なのですが、コロナの影響で首都圏からの需要がなく、不漁にも関わらず、昨年より安値になりそうです。こちらでは、高級魚の値段が下がっています。
夫には短期とは言わず、長期でツーリングへ行って欲しいです。今年は九州をゆっくり周りたいと言っていました。なるべく遠くへ行って欲しいです。(^-^)