8月 12日(日)
「おとーちゃん、行ってきます。」
朝食後、二度寝する夫をホテルに残し、いそいそと出かける
お世話になりました。いいホテルなので、もう少し ゆっくりしたかったけど、のっぴきならぬ用がありまして(笑)
ホテルからロープウェイまで徒歩5分。
蔵王ロープウェイ山麓駅🚡
アバウトな地図
私は片道なので、1500円なり。
帰りは、夫が、蔵王エコーライン〜ハイラインを走って来て、下山口の刈田山レストハウス駐車場でお出迎え🏍
というわけで、今日は、初めて一人で山を歩きます。
と言っても、ロープウェイを使って、コースタイム1時間半で楽しめる百名山「蔵王」⛰
蔵王山という山はなく、山形・宮城両県にまたがる47もの火山を含む連峰の総称を「蔵王」と言います。
ちょうど9:00発のロープウェイに乗りこむ🚡
家族づれの観光客が多い。小さな子も、いそいそと乗り込む
ここから「樹氷高原駅」までが、「山麓線」
7分で「樹氷高原駅」
次は、「山頂線」
10分で、「山頂駅」に着いた。
山頂駅に着くと、トレランおじさんが、階段を駆け上がって行くので、付いて行った🏃♂️〜🏃♀️〜
広い展望台
「恋人の聖地」だそうで💑
ベタなハートの鍵🔑
たくさんの若者たちが、愛を誓い合った様で、何よりです💕
展望台から、雲海の向こうに〜
月山
朝日岳
山頂駅を出ると、「開運の鐘」🔔
今日は、ひとりだし、運は開けなくてもいいから、無事に歩ける様に鐘を鳴らす🔔
ここにも斎藤茂吉の碑
「雪消えし、のちに蔵王の太陽が、はぐくみたりし、駒草のはな」
そう、蔵王は、コマクサの群生地
会えるといいな
1分歩けば「蔵王地蔵尊」
230年も前に建てられたそうだ。
ロープウェイに乗っていた家族づれの観光客は、この辺りを散策して、またロープウェイで下る様だ。地蔵尊を離れると急に人気(ひとけ)が少なくなる。
地蔵尊の右手に、まあるい山容の「地蔵岳」
山ガール二人が、そちらへ行ったが、私は、こっち⬅️熊野岳へ向かう。
9:30 歩き始め
ミヤマリンドウ
アキノキリンソウ
ヤマハハコ
ザオウアザミ、見っけ❣️
❓
振り返ると、朝日岳に少し雲がかかってきた
歩くこと15分。蔵王の最高峰「熊野岳」が見えてきた⛰
少し行くと「ワサ小屋跡」
ここに、片膝をつく変わった石像があり、近づいてみると…
おおっ、怖っ‼️
「山姥」だって‼️ワタシ?
「慰霊碑」
若くして遭難したのだろうか…
石畳みの山道は、続く。
一見、整備されていて歩きやすそうに見えるけれど…歩きにくい石畳みを外れて右横を歩く。
「近道」の表示
左を行けば、緩やかな尾根道。
ガレ場を行けば、早く着ける様だ。迷わずガレ場を選ぶ。
快晴
ルンルン気分で、浮き石に気をつけながらも、ぴょんぴょん歩く
石の上で、ジッと動かないクマゼミと、
にらめっこ
シャッター音がしても、ビクともしない。
キミの命は、短いからね…。美しい山並みを心に刻むんだよ。
山頂の鳥居が見えてきた⛩
10:20 蔵王山神社
まず、神社にお参り⛩
標柱「熊野岳」標高1840m。日本百名山
歴史を感じさせる三角点
山頂からの風景〜
朝日岳
月山
西吾妻山は、厚い雲の中
飯豊連峰
山頂は、広々と開けている。
次は、「お釜」を目指す。
この稜線が、なんとも気持ちよくて、「ぶ〜〜〜ん❣️」と、両手を広げてアラレちゃんの様に走った
無造作に転げられた石には、「白山大権現」「大高山」などの文字が刻まれている。
バチが当たらないかね?
10:40 「熊野十字路」
奥の石室は、熊野岳避難小屋。
10:45 「お釜」のフチが見えてきた👀
この辺り一面、コマクサの群生地
もう花の時期は終わりを迎えている。
でも、会えて良かった♡
10:50 「お釜」
なんというエメラルドグリーン
蔵王の火山活動は、約100万年前から始まったとする説もあるが、少なくとも70万年前には始まっていたと考えられている。約3万年前には山体崩壊が発生してカルデラが形成された。その後、約3000年〜2000年前頃の活動で東側の外輪山が崩壊し、現在のような東側に開いたC形あるいは馬蹄形の外輪山となった。約2000年前からは同外輪山の内側での活動により中央火口丘(後カルデラ火砕丘)である五色岳が形成された。
御釜は、1182年(養和2年)の噴火により誕生した。1820年(文政3年)以降に水が溜まり始めたと推定されている。 〈byウィキ〉
「馬の背」を歩いて行く。
11:05「お釜」の正面に来た。まるでペンキで塗った様なエメラルドグリーン
「五色岳」が真正面に立つ。
火口壁が、荒々しい。
10分ほどで、展望台。
ここからは、観光地。
刈田リフトで来た多くの観光客が「お釜」をのぞいている。
夏だから、ゴム草履の人、サンダル履きの人が多い。「お釜」は、人気の観光スポットだ📸
このまま「刈田山」へ向かう。
振り返って「熊野岳」と、「お釜」
行く手は、「刈田山」
「刈田嶺神社 奥宮」には、長蛇の列
御朱印が人気を集めているらしい。
ここの御朱印帳は、コマクサとお釜が描かれていて可愛い。
11:35「刈田山」山頂 。1758m。
三角点
子ども達が、ケルンを楽しそうに積んでいる。
蔵王は、もう秋雲
刈田山からのぞむ「お釜」
と、ここで、夫から📲
「エコーラインが、大渋滞で進まないから、刈田リフトでお釜に行くよ。」と。
あら、来るのね。
刈田山を下る。
展望台に夫、発見👀「パーパー!」
トイレに行きたいと言うので、レストハウスへ。
駐車場は満車🈵道路も大渋滞で全く進んでいない🙅♀️
ホントは、ここに迎えに来る予定だったのにね。
お腹が空いていたので、トウモロコシを半分こ🌽
甘くなく昔ながらのトウモロコシの味。
刈田リフトへ下る。
刈田リフト
お待ちどうさま🏍
駐車場の車の陰で服を着替える。オバサンになると恥じらいがなくなり、ヤマンバからライダースタイルに変身(笑)
駐車場には、もうススキの穂🌾山の秋は早い。
ランチは、「蔵王わくわくファーム」
メニュー
店内にハンドメイドの小物が並んでる。
コーヒーフィルター入れが可愛かったので購入
夫は、「蔵王夏野菜ふわふわ鶏スープカレー」
私は、「手作りソーセージミックスピザ🍕」
私がピザにパクついていると、「ねぇ、疲れない?」と、苦笑いの夫。
疲れないョ、山は。むしろ心地よい疲れ。
ってか、今日は、ろくに歩いてないし
オートバイの後ろに乗ってる方が疲れるョ
…とは、言わなかった(笑)
でも、よかったじゃない
二人でお釜を眺めてさ
さて、また90キロ走るそうで……🏍〜〜〜
今宵の宿は、奥州三高湯のひとつだそうな♨️
⛰ つづく ⛰