千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

8月18日 お弁当献立・初盆の提灯

2013-08-18 20:41:46 | グルメ
初盆をお迎えする提灯をどうするか悩みました。

せっかく断捨離をしているのに物は増やしたくない。

お寺様に相談すると、「きまりはありません。」

「いつものようで良い。」と、いうことでした。


ぎりぎりになってやはり気になり、

提灯の代わりにお花を飾っていただくことにしました。

どこにどんなふうに飾るのかも考えずに

ただ希望だけを花工房様へ伝えました。

これが仏様のお迎え提灯ならぬ、お迎え生花です。




できあがった後お礼のお電話をしました。

お嬢様がおっしゃるには

「私が満足されたら、それは仏さまも満足されているはずです。」


ありがとう。


枯れた花をちょこちょこ抜きました。



まだまだいけるでしょう。私同様


8月18日 お弁当お品書

1 香りずし
2 揚げなすとステーキのしょうが酢じょうゆ
3 ガスパチョ
4 とうがんのえびそぼろあんかけ
5 野菜のうま煮
6 ベーコンじょうゆトーフ
7 ソーダゼリー


一品づつできあがりました

1 香りずし

新ショウガとみょうがはサッと熱湯にくぐらせ白梅酢につけるとピンク色になります。焼きじゃけを加えると三位一体。いりごまとみつばを散らします。


2 揚げなすとステーキのしょうが酢じょうゆ

ちょっとぜいたくなステーキのサラダです。なすとししとうを素揚げし、ステーキは焼いて5~6mm厚さに切ります。器に入れてショウガをきかせた酢じょうゆでどうぞ。


3 ガスパチョ

スペインはアンダルシア地方で生まれた冷たいスープ。たっぷりの生野菜にニンニク・玉ねぎ・オリーブ油を入れたトマトジュースを混ぜます。


4 とうがんのえびそぼろあんかけ

とうがんは面取りして薄味で煮ます。えびは粗みじんに切りショウガ汁をからめ、とうがんの煮汁で煮ます。煮汁に片栗でとろみをつけみつばを散らします。


5 野菜のうま煮

お料具で作った野菜のうま煮。煮直し、お弁当に使いました。


6 ベーコンじょうゆトーフ

ふんわりした豆腐、しゃきしゃきのにがうり。その上にジュウジュウいっている熱いベーコンじょうゆをかけていただきます。


7 ソーダゼリー


さわやかなソーダゼリーです。ジンジャーエールをかけて召し上がれ。


お弁当に詰め合わせ




p.m.6:00 お届けしました。

「こんばんは。」

「こんばんは。せんだてはごちそうさまでした。」

「いいえ。」

「初盆おいそがしかったでしょう。」

「いえ。」

「お疲れが出ませんように。」

「はい、ありがとうございます。」

100歳の方からねぎらいのお言葉をいただきました。
コメント
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