千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

4月23日 介護施設訪問・藤の花の天婦羅

2013-04-23 18:27:35 | 日記
月1回 Y 姉さまのいる介護施設を訪問しています。

最初は訪問した時、ご近所の方の近況など話していましたが、

「知らない、向こうのほうは行かないから。」

などと言って、話がかみ合わなくなりました。


そこで、よく食べる方なので、いろんなお菓子とお茶を

持参し、面接室で食べるようにしました。


「ちょうど、何か食べたいなあ~と、思っていたところ、

おいしい。なんともいえん。柔らかいで、味がいいねえ。」


食べるは食べるは、叶匠寿庵の花遊山・へんこつ屋のせんべい・

若菜屋の焼き栗きんとん・福寿屋の丹波黒豆しぼり豆
を食べました。


さすがに六甲バターの豆菓子は「おいちゃんに残しておこう。」

ビール  のつまみ用だったので、これはよかったのでしょう。


「お昼は食べたんでしょう?」と、尋ねると

「朝も食べてない、ちょうどよかった。

これで夕方まで、こらえられる。」


健常者の時からよく食べる方だったのですが、

なお一層食べるようになりました。


「早く良くなってねえ。」とも言えず、

「また、来るからねえ。」と、言って別れました。




家に帰ると、寿司屋の旦那が

「お姉さんに差し上げたい。」と店の戸をあけて待っていました。


おかみさんが

「藤の花を天婦羅にしました。

これを食べると、胸から上の病気にならないそうで。」

「じゃあ、脳の病気にならないわね。」

今、認知匠の方に会ってきたとも言えず、

「普通の藤の花じゃなく、山の奥深く咲いた花が効くそうです。」

「お姉さん、タケノコ食べますか?」

「はい、なんでも食べます。」

天婦羅とタケノコの二品いただきました。

 

藤の花の天婦羅はポン酢で召しあがったらいいと教えてくださいました。



これから胸から上の病気にはならないと自信を持って過ごそうと思います。

信じても大丈夫でしょうかね・・・・


コメント
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