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宅建・行政書士受験講座と資格勉強法
(主催:武井アカデミー)

第三者が関係する契約の無効・取消し (具体例)

2012-04-24 08:40:49 | Weblog
契約の無効・取消しが第三者(C)に対して対抗できないのは、以下のような場合です。

Aが、詐欺によって、Bから高価な壷を買ってしまったとします。
それが、何も知らない(善意の)Cの手に渡ってしまった場合、
Cから壷を取り上げるのはあまりにも酷です。
また、軽率にもだまされてしまった、という意味で、
Aにも落ち度がありますね。
そのような場合は、契約を無効にしてCから壷を取り上げることはできません。

これが、契約の無効・取消しが第三者に対して対抗できないという意味です。







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