武井アカデミー>宅建・行政書士合格受験講座(ー講師:武井信雄)

宅建・行政書士受験講座と資格勉強法
(主催:武井アカデミー)

(3)<免許基準>

2020-08-16 22:56:03 | Weblog
(3)<免許基準>
問題 宅地建物取引業の免許に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1.免許の更新の申請は、有効期間満了の日前90日から30日までにしなければならないが、 
有効期間の満了の日までに更新の申請に対して何らの処分がなされないとき、更新は認められなかったものとされ、従前の免許も失効する。

2.国土交通大臣の免許を受けている者は、全国どこでも営業活動ができるが、都道府県知 
事の免許を受けている者は、その都道府県内においてしか営業活動ができない。

3.国土交通大臣の免許を受けている者が、1の都道府県内にのみ事務所を有することにな
ったときは、その旨を国土交通大臣に届け出なければならない。

4.都道府県知事の免許を受けている者が、2以上の都道府県に事務所を有することになっ
たときは、国土交通大臣の免許換えをしなければならない。




解答;問(3) 正解 4.

1.誤り。有効期間の満了の日までに更新の申請に対する処分がなされなかった場合でも、
従前の免許は、処分がなされるまで、なお効力を有する。
(処分確定までは良い。つまり裁判が終わるまで罪が確定しないと同じです。)

2.誤り。大臣許可でも、知事免許でもその効力に差はなく、どちらの免許でも全国どこで 
も営業できる。
(これを知らずして、業は行えません。しっかり覚えること)

3.誤り。この場合には、知事免許に免許換えをしなければならない。
     (文意からでは間違いやすいのですが、基本は知事免許であることを言いたいのです。)

4.正しい。2以上の都道府県に事務所を有することになったときは、国土交通大臣の免許
換えが必要である。
      (これは基本中の基本です。この場で暗記するべし)





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