横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

座して死を待つのか? それとも・・・その76

2008-07-06 10:08:40 | Weblog
若年性認知症、全国で推計3万~5万人…国が実態調査(読売新聞) - goo ニュース

 今回こそ上記タイトルで、その74に続く文章を書くつもりだったのですが、上記しましたような、認知症の若年齢化が進んでいることが判った旨の厚生労働省の研究班が群馬県で初めて行った本格的な実態調査のニュースが昨日(7月5日〔土曜〕)入り、本日の朝日新聞朝刊一面のトップニュースとして、“認知症2035年に倍増”というタイトルのニュースが入りました。そこで、このことについて急遽記すことにしました。

 ご家族の中に認知症の方を抱えておられたり、あるいは、身近に認知症の患者さんを見聞されたことのある方は、この病気が極めて厄介な性質のものであることを良くご存知のことでしょう。
 このような病気の罹患者数がかなり増えつつありますことは、由々しき問題と言わねばなりません。
 ところが現代医学界は、何でこのような病気が起こるのか、その原因をも未解明としております。
 しかし、おおよそその原因の見当は付くはずであろうと私は考えているのです。

 国の実態調査では、若年性認知症患者が全国で推計3万~5万人存在するというのです。“内訳は、脳卒中などで起こる血管性認知症、アルツハイマー病の順だった。男性は血管性認知症、女性はアルツハイマー病が多かった”のだそうです。
 血管性認知症は、脳卒中(脳溢血、脳梗塞など)が発端因であるというのですから、脳卒中の根本原因である酸性腐敗便(酸性腐敗便に関しては、詳しくは私著『医療革命』をご参照下さい)や、また、酸性腐敗便誘発の主助成因と私どもが判断するカゼのアレルギーに関する私どもの研究成果が広く啓蒙されれば、これを予防・治癒することが可能になるはずだと確信します。

 アルツハイマー病に関してはその原因がハッキリしませんが、私は体内(アルツハイマー病の場合には脳の組織)の傷害の繰り返しが主因であろうと推察するのです。
 私どもは、傷害が大半の病気の主要因であるという結論に達しております。
 すなわち、組織が傷害された場合には、その修復という生体反応が当然起こります。人間の体では、傷害が繰り返しされた場合には、過度の修復を招くことが知られております(例えば、骨折を繰り返した部位は、過度の修復が起こる結果、他部位よりも丈夫になることが知られております)。

 人間の体内に繰り返し傷害を引き起こす原因因子として主なものに何が存在するのか・・・・・私は、酸性腐敗便の産出・吸収と、カゼの罹患に伴って生ずるアレルギーと呼ばれるもの、さらに糖尿病罹患による血糖値の上昇による糖の持つ強力な傷害作用の3つが、アルツハイマー病の根本原因であろうと推測しております。
 原因が皆目判らない中でその原因を探ることは極めて難しい作業です。しかし、このように、原因の可能性の高いものとして指摘されたものがあれば、この私の判断が妥当なものであるか否かは、調べる気がありさえすれば、遥かに容易に調べることができるのです。
 公の研究機関がこのことを調べる気となるか否かはさておき、認知症の原因として私の上述しました理屈を“なるほど!”と感ぜられました方は、これらのものに十分ご注意して頂きたいと思っております。

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