大好きな宮古島．．

宮古島の話を始めたら話が尽きない．．第一印象からして、この島はインパクトが強すぎた。今から17年前、寝袋一つ持って那覇から宮古島に飛んだ。初めて宮古島を空から目の当たりにした時．．初めてなのに、なぜか妙に懐かしさを覚えて涙した。この感覚は、一体、なに．．？？それからしばらくして、ウルトラランナーとして何度も宮古島を訪れた。時に５０キロで優勝した時は地元の新聞が顔写真付きで報道してくれた。１００キロの中間地点まで女子トップをキープした時は宮古テレビのカメラが密着で、そのテレビカメラに映ろうと男性陣が群がってきて、それはそれで大変気分が良かった。唯一、残した汚点は．．前日、飲みすぎて寝坊し、１００キロのスタートに間に合わず、急遽５０キロに変更したことか．．その、諸悪の根元と今日は飲んだ。ランとは全く関係ない地元メンバーが５名も集まってくれた．．その中の一人、ヨッチャンは１００キロに遅刻させた張本人なのだが、まぶだち．．である。いい加減な人間で亭主を３度変えていることを除けば、自分と同じ臭いのする人間である．．年に一度会うくらいの仲なのに、妙に互いの胸のうちがわかってし
まう．．と同時に、この島に一歩踏み入れたらゼッタイに立ち寄らないといけない居酒屋がある。港に近い、その居酒屋が私の憩いの場だ。ここの女将とも長くからの付き合いである。かっぷくが良く、見るからに金満家に見えた女将も、１８キロも痩せていた。いったい、この空白の時間に何があったのか．．？人間、時には弱音を吐くことも必要です．．とハグをしながら女将が渡してくれたのは伊是名島の松ぼっくり．．この松ぼっくりを採取したスポットは神々の力が働いている．．だから明日は、これを胸に入れて走れと．．私的にはランより仕事面で支えて欲しいですなー。その前に朝８時スタートに備え、もう寝ましょう。今回はフロントにモーニングコールをお願いしているので、もう寝坊はしませんよ．．！