へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

脳内ホルモン出まくり! ~ トランスエゾ走行記

2016-08-30 08:32:34 | 旅とランニング
 5日目は栗山から富川までの72km。連続80km越えから解放されてホットする。住宅街と玉ねぎ畑を抜けて、農道を通るとまもなく太平洋が姿を現す。そして、そこには広大なサラブレッド牧場が広がっていた・・・

 先日、すっかりやる気をなくし、だらだらと歩いて早々にリタイアした私は、久々の個室、ということもあって早々に寝てしまった。

 それが良かったのか、翌朝、目覚めると夕食はビール1.5Lしかとっていないのに私の全身にはエネルギーがみなぎっていた。カラダだけでなく、心も充電されていた。

 実は、トランスエゾを走るにあたって私なりに決めたことがあった。それは、「文句を言わない」「他人のせいにしない」、そして「楽しむ」である。
これまでの私は結果にばかりこだわって「楽しむ」ということが足りなかったのではないか?コンビニでビール飲んでアイス食べて、自分の休みたいところで休んではいたのだが、ずーっと個人プレイだった。せっかく、これだけの参加者がいるのだから、もっと誰かと道中を楽しんでみよう。

 そう思って、この日は朝から前の方に位置した。その中には、まみさんの姿もあった。そして、この日初めて私は噂のまみウオークを目の当たりにした。走る、というより競歩の選手の歩きに近い、その走法?は、我々ランナーが追いつこうとしても、やがて置いて行かれる、不思議な走法?であった。食事も歩いてとる、というまみさんなので、私にはマネできないが、それでもこの日は最後にまみさんと一緒にゴールすることができた。

 もう一つ、まみさんと一緒で良かったのは、多少、地図読みには自信のあった私だが、農道への入り口を見落としていたことである。(実際、この日は先頭集団の2名がそのまま突き抜け、制限時間ぎりぎりにゴールするというハプニングもあった。)

 この日の私は、脳内ホルモン出まくりで朝から快調だった。走っていて気持ちが良かった。途中、横断歩道を渡ろうとする私の鼻先を横切った乗用車に思わず飛び蹴りするくらい元気だった。(運転者が私より年上だったこともあって「あんたが道交法守らんで誰が守るんかい!」という正義感を止めることができませんでした。ハイ)

 まだまだ私は、心身ともに元気だ。最後まで、しっかり走ろう!周りからは「ようやくスイッチ、入ってきたね!」と言われた。

 元気に遊ぶ?サラブレッドを見ながら、やがてその日の宿「ペンション中村亭」に着いた。早く着くと時間的にも精神的にもゆとりが生まれ、「疲れない」ということが分かった。

 この日の夕食は、ペンション中村亭が準備してくれた生ビールとジンギスカンだった。太平洋側に出たということで多少、夜の外は寒かったけど、スタートして以来、最高の気分だった・・・
コメント (2)
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