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生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

十戒

2020-11-08 23:41:31 | 日々の暮らし

ボランティア活動へ行くとよく言われる言葉が、あなたは何者ですか?
書道を教えたり、老人の介護をしたり、お芝居のシナリオ書いたり、紙芝居をしたり、占いや手相をしたり、聖書の教えを説いたりして不思議がられてしまいます。
私はただ神の力を借りて生きているだけの小心者ですと答えています。
さて、今日は「十戒と合掌」について話したいと思います。
人の心は鬼になったり、仏になったり揺れ動くものです。
それを、両手の指に表しています。
手のひらを上にしてください。
〈左手(凡人・迷いの世界)〉
①小指を地獄界(人を責め憎む)
②薬指を餓鬼界(欲求不満のかたまり)
③中指を畜生界(弱肉強食の世界)
④人差し指を修羅界(争い好きな世界)
⑤親指を人間界(苦しみや悩みの多い世界)
⑥右手の小指(幸せいっぱいの有頂天になってしまう世界)
右手の小指までを、
迷いの世界です。
『六道に迷う』と言われています。
〈右手小指以外を(悟りの世界)〉
⑦薬指を声聞界(しょうもんかい)。
説法の声を聞いて道理を悟ること。
⑧中指を縁覚界(えんがくかい)。
自然界の動きをみて、この世は縁によって生まれ、縁によって滅びるものと悟ること。
⑨人差し指を菩薩界。
大衆の苦しみや悩みを救い悟りの世界に引き入れ努力すること。
⑩親指を如来界(にょらいかい)。
すべての執着がなくなり、永遠の宇宙の心となること。
人の心は、この10界を絶えず出たり入ったりしています。
迷いの世界にいる左の手である凡人は、悟りの世界に住む右の手である仏様に近づくために、いつも心がけ手を合わせて祈る姿を合掌というのです。
「右ほとけ左はわれと
合わす手の中ぞゆかしき南無大師(弘法大師空海)」。私はクリスチャンですが、仏教の教えも学んでいましたので、良いと思う事は伝えたいと思います。

コメント
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