生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

古代ローマの言葉

2020-11-27 02:10:31 | 日々の暮らし

キリスト生誕前の紀元前1世紀のローマの父と呼ばれた政治家、哲学者のキケロの言葉を紹介します。
「人間が陥りやすい6つの間違い」という教えです。
シーザーやブルータスの時代。
時の権力者たちに、意にそぐわない言動として、処刑されフォロ・ロマーの壇上にさらし者にされてしまいました。2000年の時を経てそのメッセージに深い感銘に包まれます。

1.人の足を引っ張れば、その分自分が得をするという思い込み。

2.変えたり、訂正したりできないことについて思い悩む傾向。

3.自分が為し遂げられなかったからといって、それを不可能だと決めつけること。

4.つまらないこだわりにいつまでも固執すること。

5.向上への努力と心を磨くことを怠り、とりわけ読書と学習の習慣を身につけようとしないこと。

6.他人に自分の信念と生き方を押しつけること。

この最後の言葉、自分の考えを押しつけ他者をコントロールしようとしてはならない。
隣がキャベツ畑を作ったら、それを押しつけるのではなく、自分はトウモロコシ畑を作ればいいのだ。
この言葉に独裁者の反感をかったようです。
命を懸けた「六つの間違い」の戒めに心ひかれませんか。
古典やスピリチュアルなものに接する事によって、私たちの人生は非常に豊かなものになるとも述べています。
私は5番と6番の戒めを
心にとめなくては。
      アーメン

コメント
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