レンレンのひとりごと…

毎日のお弁当・手作り料理・手しごと・おでかけ。そして、ひとりよがりな日常のプチエコと黒猫万君との日々…。

穴山氏の菩提寺 満福寺

2017-09-22 |   ├ 山梨

中央道の須玉ICを下りて数分。
朝一で訪れたのは満福寺。
下調べをしていてとっても気に入った名前のお寺さんです。
このプチ旅のスタートにぴったりでしょ╰(*´︶`*)╯

 

 

お寺へ行く途中の道端にはディスプレイのように並べた墓石と看板。
このお寺は穴山氏の菩提寺で、穴山氏の墓は韮崎市文化財に指定された市指定史跡です。

 

 

田んぼの脇に山門ならぬ石碑が。

 

 

境内と道路を挟んだ向かいには大きな駐車場がありました。
そこに車を停め、門の前でお辞儀をしてから境内へ。
門柱には山号と寺号が書かれています

寺伝によると近くの塩川に古くから住んでいた大竜が和尚の教えによって助けられ、末永くこの寺を護ることを誓ったといわれ、山号の大竜山はこれに基づいているといわれてます。

 

 

穴山氏とは武田氏の祖先・武田信武の五男・義武が穴山を領した時に地名を姓としたのが始まり。
満福寺は穴山氏の菩提寺として建立。
寺は一時衰退しますが、文亀2年(1502)に復興、穴山信君(梅雪)の寄進によって栄えてきました。

 

 

武田信虎公大井夫人が男児受胎を祈願して信玄公を授かった寺です。
子授け、安産祈願の子安地蔵が安置されています。

 

 

人っ子ひとりいない静まり返った境内。
看板の案内に従って本堂裏の穴山氏のお墓へ向かいました。

 

 

裏山の小道を登った先がお墓です。

 

 

つづら折りの先、無縫塔や石仏が1列に並んでいます。
思わずため息。
見慣れぬ光景に得も言われるぬ感動が…。

 

 

無縫塔とは僧侶の墓塔として使われる石塔で、塔身が卵形という特徴があり「卵塔」とも呼ばれているそうです。
いままでよく目にしていたこの卵型の石塔はお坊様のお墓だったのかと改めて納得しました。

 

 

一番奥にある苔むした古い宝篋印塔(ほうきょういんとう)が穴山氏の塔墓です。

 

 

穴山氏のお墓参りをしたり、境内を散策したり、30分ばかり時間を費やしてから、ご朱印をいただきに庫裏へ。
ご住職がお留守だったので書き置きの御朱印をいただきました。
初穂料は300円。

 

 

鐘楼

 

 

ご住職の奥様に「どうぞ鐘を撞いていかれて下さい。」と勧められたので有り難くひと撞き。
朝の済んだ空気の中、神々しい鐘の音が響きました。
お寺さんへ行くとついお邪魔にならないように、出過ぎた事はしないようにと遠慮がちに後にする事が多いので、鐘を撞かせていただけたのはとても感動しました。

 

満福寺
山梨県韮崎市穴山町1509
TEL : 0551-25-5485
時間 : 9:00~15:00
備考 : 駐車場有(無料)
アクセス : 中央道須玉ICから約2分

山号 : 大竜山
院号 :
寺号 : 満福寺
本尊 : 薬師如来
宗派 : 曹洞宗

 

 

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