外資系企業で働くある人の日記

外資系企業に勤務しているある人の日記。景気に左右されず、モティベーションを高く維持して頑張り続けます!

愛する夫への遺書

2007-04-16 20:04:00 | Weblog
昨晩置きっぱなしになっていた本棚を移動させなくてはいけなかったのでついでに本を整理することにした。 書物を整理していると母の遺書がまとめられた本が出てきた。この本を読むとじっとしていられなくなるため、自分から積極的に読むことはなかった。
愛する我が子へという箇所がなんともいえず読んでいて目が熱くなるのだが、パッと開いた愛する夫への遺書と題する自記筆の文書が目にとまり初めてこの手紙を読んだ。涙が止まらない。
本日家内と口論して、不満ばかり思っていた自分が本当に情けなと感じた。

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我愛するH様へ
 婚約から約19年、本当にありがとうございました。
私の人生はそこから始まったといっても過言ではないくらい。
神様とあなたとあなたとともに歩む生活が始まり、本当に楽しく自由にのびのみと育てられ、欠点だらけの私を欠点と欠点の谷間からあなたはよい所を引き出して下さり、神様に愛されて喜びを感じさせてくれました。
神様とあなたの大きな愛に包まれて、いつもいつも幸せでした。
困ったことも、共に祈り、悲しい時も、共に祈り、そこに平安がありました。三人の子どもに恵まれ、皆、主を信じ、主を愛する子供達で、こんなに嬉しいことはありません。
すべてが私には過ぎる幸せでした。
しかし、この病気になって、貴方に、本当に大変な思いをさせて申し訳なく思っております。
無理ばかりさせて……。
子供にも心配をかけたり、、不自由させたり、本当に可哀そうに思っています。
 願わくば、神様の導かれる時、再婚されて骨休みをして、また、新しいスタートをして下さい。
家族全員の上に主の祝福を祈ります。
本当にありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう----------                                   1/30 M

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