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一日一書 824 草霞み・蕪村

2016-03-04 17:29:18 | 一日一書

 

草霞み水に声なき日ぐれかな

 

蕪村

 

半紙

 

 

「草霞む」というのは、春の季語で、

「春草の若芽がのびているあたりがかすむように見える。」という意味だそうです。

今日、初めて知りました。

 

小さな池のほとりでしょうか。

霞むように繊細で若々しい草の芽の向こうに、あるいはこちらに、

夕暮れの光が射し、水は静けさをたたえている。

蕪村の句は、絵画的で、ロマンチックです。

 

 

 

 

 


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