Yoz Art Space

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一日一書 1163 黄鶴楼

2017-04-30 16:45:58 | 一日一書

 

黄鶴楼

 

崔顥(さいこう)

 

半切

 

 

これも教科書でお馴染みの詩。

七言律詩です。

 

高校時代から、この詩は、とても好きでした。

 

 

 

  黄鶴楼

 

昔人已乗黄鶴去
此地空余黄鶴楼
黄鶴一去不復返
白雲千載空悠悠
晴川歴歴漢陽樹
芳草萋萋鸚鵡洲
日暮郷関何処是
煙波江上使人愁

 

【書き下し文】

昔人(せきじん) 已(すで)に黄鶴(こうかく)に乗りて去り
此(こ)の地 空しく余す 黄鶴楼(こうかくろう)
黄鶴(こうかく) 一たび去って復(ま)た返らず
白雲(はくうん) 千載(せんざい) 空しく悠悠(ゆうゆう)
晴川歴歴(せいせんれきれき)たり 漢陽(かんよう)の樹(じゅ)
芳草萋萋(ほうそうせいせい)たり 鸚鵡洲(おうむしゅう)
日暮(じつぼ) 郷関(きょうかん) 何(いず)れの処(ところ)か是(ぜ)なる
煙波(えんぱ) 江上(こうじょう) 人をして愁(うれ)えしむ

 

【口語訳】

 

伝説上の仙人はすでに黄色い鶴に乗って飛び去ってしまった。
そしえ、この地にはただ黄鶴楼だけが空しく残っている。

あの黄色い鶴は飛び去ったきり、二度と戻ってはこない。
ただ白い雲が、千年を隔てた今もどこまでも遠く漂っている。

晴れ渡った長江の向こうには、漢陽の木々がはっきりと見える。
中州の鸚鵡洲にはかぐわしい春の草が生い茂っている。

日が暮れてきた。故郷はどっちの方向だろう。
もやに煙る川波が旅人の憂いをかきたてる。


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一日一書 1162 早発白帝城

2017-04-29 19:33:55 | 一日一書

 

李白

 

早発白帝城

 

46×35cm

 

 

 

高校の教科書でもおなじみの

李白の有名な詩。

 


 早発白帝城

 

辞白帝彩雲間 
千里江陵一日還 
両岸猿声啼不尽
軽舟已過万重山
 

【書き下し文】
 
 
  早(つと)に白帝城を発す


朝(あした)に辞す白帝彩雲の間 

千里の江陵一日にして還(かえ)る 

両岸の猿声啼いて尽きざるに 

軽舟已(すで)に過ぐ万重(ばんちょう)の山 

 
 
【口語訳】


朝早く、朝焼け雲に染まる白帝城に別れをつげて 

三峡を下ると、千里も離れた江陵にたった一日で着いた。 

両岸では猿の鳴き声が絶えまなく聞こえ 

私の乗った軽い舟は、幾重にも重なった山の間を過ぎてく。


★「啼不尽」は「啼不住」となっているテキストもあります。

その場合は「啼いて尽(や)まざるに 」と読みます。

 

 

 


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一日一書 1161 長江

2017-04-28 17:08:06 | 一日一書

 

長江颿遠

落日山低

 

46×35cm

 

 

 

姚先生に教えていただいた詩句で

出典は不明。(先生は知ってるのでしょうが、聞くのを忘れました。)

 

「颿」の字は、かなり大きな漢和辞典にも載っていないのですが

「帆」の意味だそうです。

「漢字海」で「帆」を調べてみると

別字として、「風+舟」の文字が載っていました。

なるほどそれは分かる。

「馬+風」=「帆」というのも、そこから推測すると

何となく分かりますね。

 

紙は自作のコーヒー染めのもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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一日一書 1160 たま丼おねがいします

2017-04-27 10:44:57 | 一日一書

 

たま丼おねがいします

 

半紙

 

 

こちらのエッセイをご覧ください。

なんか、「教師貧乏物語」シリーズみたいになってきちゃった(^^;)

 

長年、教師の待遇改善を訴えてきたけど

まあ、ダメでしたね。

今、教師の長時間労働が問題になってるけど

何を今更感がぬぐえません。

 

ぼくは、もうやめちゃったからいいけど

これから、本当に教育が大事だと思うなら

まずは、待遇を改善しないとダメです。

 

せめて、カツ丼にしないとね(^O^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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一日一書 1159 小心者

2017-04-26 19:44:55 | 一日一書

 

小心者

 

半紙

 

 

こんな言葉、わざわざ「書」にするもんじゃありませんが

エッセイの題なので。

こちらのエッセイをご覧ください。

 

ちなみに、この字は、左手で書きました。

初めての試み。

ナサケナイ感じをだすために。

落款部も左手で。

小さい字は、むずかしいですね。

印も、あえて左手で押してみました。

これは、あんまり影響なし。

 

 

 


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