issyoの俳句ブログ

俳句は映像のように17文字からどんなイメージが浮かぶか? それは読み手の問題だ。作者の心の中まで、想像しながら解釈する。

1825   郭公や深き山にはあらねども

2017年05月21日 19時17分34秒 | 

 今朝、カッコーが鳴いた。ここに30年住んでいて初めての珍事である。中国では「郭公」、イギリスでは「cuckoo」、フランスでは「coucou」、ドイツでは「kuckuck」、オランダでは「koekoek」で、カッコーの名が鳴き声に由来するのは、世界共通のようだ。

 さて、カッコーは夏鳥で、5月頃大陸から飛来する。カッコ-は、体温調節ができず卵を温めることが苦手なので、オオヨシキリ、ホオジロ、モズ、オナガなどに托卵する。

また、カッコーがなぜカッコーと鳴くようになったのか・・・・・?

「あるとき母親が子供に「背中がかゆいので、かいてくれないか」と頼みました。子供は遊びに夢中で聞いてくれませんでした。母親はしかたなく川辺の岩で背中をこすっていましたが、あやまって川に落ち、死んでしまいました。子供はたいへんな親不孝をしたと悲しみ鳥になって、今も背中をかこう、かこう、カッコー、カッコーと鳴いている」という日本昔話があるそうです。

 コマドリと同様カッコーも、北へ移動する途中、ここに立ち寄っただけなのだろう。

クワ(桑)の花と実

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1824   忍び音や菜園日記付け始む

2017年05月18日 11時44分24秒 | 

  今日から我が家の菜園日記を付け始めた。もっと早く始めるべきだった。そこに、進軍ラッパのごとくホトトギスが鳴いた。今年のホトトギスの初鳴き(忍び音)を聞いたのである。

5月18日 黄菖蒲、ジャーマンアイリス、コウホネが咲き出した。  

紺のアヤメを花畑に、マムシグサをハナイカダのそばに植える。

ホスタジューン(ギボシ)を植木鉢から花畑に植える。

 ↑黄菖蒲(黄のアヤメはないそうです)

↑ジャーマンアイリス、↓コウホネ(河骨)

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1823   拾いたる青梅仕込み窯掃除

2017年05月16日 18時18分47秒 | 

  今日、窯焚きが近づいたので、穴窯を掃除していると、窯の中に黒々とした異様なものが・・・・・最初は二段目に発見、そして三段目に、なんと四段目にも・・・・これは絶対、昨日のタヌキの糞に違いない。三か所の糞は、柔らかく湿っているから最近のものに違いない。それにしても、量が半端ではない、すごい量なのだ。

 こんな快便タヌキの糞。これで相当の運が付いたはずだから、ジャンボ宝くじを買うぞ。きっと当たる。

我が家にやって来た、ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)

( 旺盛な繁殖力と、日本の在来植物の成長を阻害し、生態系を破壊する危険外来植物)

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1822   若葉影のこのこ狸とことこと

2017年05月15日 15時15分32秒 | 

 家庭菜園にトマト2本、キュウリ2本、ナス2本植えた次の日、菜園の土を掘り返した形跡があった。掘り方が浅いし、野菜をひっくり返してはいないから、イノシシではないと分かる。カラスだろうか・・・・

そして今日、菜園の方角から庭へタヌキが走って来て、私の足元をすり抜けて行った。走り方にスピード感がなく、動物にしてはのろまである。建物の壁と庭木のすき間に入って、じっと動かない。そんな動作が面白く、愛嬌や親しみを感じる。土を掘り返したのは、タヌキに間違いなさそうだ。

↑地エビネ(海老根)と 黄エビネ↓

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1821   バーボンの香りほのかに青嵐

2017年05月13日 17時54分31秒 | 

 今日、ひと月余りかかった穴窯の焚口と煙突の修理が、ようやく終わった。めでたし、めでたし。窯の前を掃除して、作品棚を組み立てた。一息付いていると、友人が湯河原の豆腐屋の湯葉を持って来た。ありがたや、ありがたや。

 4時から、湯葉、新玉のマリネ、スペインのワイン、サラミ、ピスタッチオで一杯始めております。あなたもどうぞお出かけください、一緒に一杯やりましょう。

勿論、バーボンもあります。

タツナミソウ(立浪草)

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1820   硫黄噴く大涌谷の花馬酔木   薪

2017年05月08日 15時27分12秒 | 

 二年前の五月に、大涌谷で小規模噴火があり、六月には噴火警戒レベルが3に引き上げられた。3.11以降、日本列島が、地震と噴火の活動期に入ったらしい、と言われている。

 大涌谷は、熱海からわずか直線距離で十二キロほどだから、大規模噴火になれば火山灰や噴石が飛んで来る可能性もあるだろう。しかし、幸いにもその後活動は沈静化し、噴火警戒レベルが1に引き下げられたが、火口周辺の立入規制は解除されず継続している。

 箱根には、馬酔木の群落が各所にある。馬酔木の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになるからであるとされている。

↑ウノハナ(卯の花)とヤマツツジ(山躑躅)↓

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1819   第248回 4月 岩戸句会

2017年05月07日 18時40分25秒 | 

硫黄噴く大涌谷の花馬酔木     薪

筍を抱けば赤子の湿りかな

 

竹の秋霧雨烟る無職かな      豊春

喧嘩止むしじまの部屋や百千鳥

 

さくら・やなぎ枝垂競ひて水面まで 侠心

散る花を追いて水鳥北帰行

 

君見えぬ桜ことしも咲きました   美部

くつ眺めオール漕ぐ花筏乱れ

 

大手毬青ざめて咲く今が好き    洋子 

くるくるとコーヒーまぜて花筏

 

春の夢家族揃いて旅に出る     章子

大ぶりに活けるも淋し残る花 

 

葉桜や真白きべべの宮参り     海人

波を読み捩じり鉢巻若布刈人 

 

手も口も休めず老婆蕗を摘む    歩智

櫻散る子供にかえり酒を酌む

 

悦びのひとつ桜の故郷に住む    稱子

里山の著莪の群生風渡る

    

境内の水有る所花筏        炎火

宇宙から花見を兼ねて生命体

  

鳥の恋枝しなわせて追いかけっこ  清海

むせかえり目にも鮮やか菜の花や

 

楽し気にサクラ見下ろす阿波踊り  余白

桜とは咲きて愛でられ散りて好き

 

桜より色濃き自転車漕ぐ少女    雲水

後ろ手に子を見守るや花の下

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1818   青鳩や女三人釉薬掛け

2017年05月04日 15時59分19秒 | 

(あおばとや おんなさんにん くすりかけ)

 青鳩が鳴き出した。最近は、「やよー、いやよー」と聞こえるようになった。キスされそうになった若い女性が、本心ではなくかすかに恥ずかしそうに抵抗しているような・・・・ 実際、鳴いているのはオスなのだが「いやよいやよも好きのうち」という私の、下司の想像である。

スノードロップガランサス、マツユキソウ待雪草とも

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1817   きゃら蕗の煮汁が飛んで輝きぬ

2017年04月26日 19時00分36秒 | 

 庭の蕗を3キロ摘み、大鍋できゃら蕗を作りました。2回茹でこぼしてから、蕗に醤油、味醂、砂糖、昆布、鰹節、鷹の爪を入れ、ストーブでゆっくりと二日がかりで焚きました。毎日の朝のご飯の友、夕食の酒のつまみに欠かせない一品です。

 「梅干」、「山椒ちりめんじゃこ」、「カツオと昆布の佃煮」の朝食の友に、今日から「きゃら蕗」も加わりました。

 

ミツバツツジ(三葉躑躅)

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1816   雑草のそれぞれに花庭の春   詩子

2017年04月24日 21時17分35秒 | 

 今日、訪ねてきた友人達と、山菜のてんぷらをしました。

 ヨモギ、ヤブレガサ、フキ、ノビル、アシタバ、ヨメナ、ウド、ハナイカダ、ユキノシタ、ショカツサイ、キンカン、ハコベ、タケノコでした。

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1815   トランプのババを引きけり蜃気楼

2017年04月23日 19時56分51秒 | 

 「4月25日、米韓合同演習が終了するらしい。そして、アメリカが北朝鮮を先制攻撃する」という憶測が、まことしやかに報道されている。

 北朝鮮にミサイル攻撃されるかもしれない米軍基地は、北海道、青森、埼玉、東京、千葉、神奈川、静岡、京都、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、沖縄の14都道府県にまたがっている。弾頭に核やサリンやVXが積載されているミサイルが着弾したら、日本は一体どうなるのか。私達庶民に逃げる場所はない。

 いずれにしても、アメリカはベトナム、アフガニスタン、イラク、シリアと戦争をして来た。時期は分からないがトランプは、必ず北朝鮮と金儲けのための戦争を始めるに違いない、と私は、外れて欲しい憶測をする。

 ↑ミヤコワスレ(都忘れ)と  シャガ(著莪)↓

 

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1814   懸命に敬語で応ふ新社員   さくら

2017年04月21日 15時33分14秒 | 

 幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、そしてようやく社会人の一年生になったのに、厚生労働省の調査によると、大卒の新卒者は1年以内に13.1%、3年以内に32.3%が辞めてしまうという。退職理由の第一位は、「時間外労働が多い、62%」だそうである。

 いづれにしても、最近の労働環境は悪化の一途を辿っている。若者を育てようとせず、安い給料で長時間こき使い、単なる使い捨ての駒ように扱う会社が増えているのだ。特に、小売業や飲食サービス業に多いという。

シラユキゲシ(白雪芥子)ケシ科シラユキゲシ属(シラユキソウとも)

一株貰ったら、すごい繁殖力、随分増えました。

これは、何だか分かりませぬ。誰か教えて下さいませ。

Yahoo知恵袋に相談したら、すぐ回答がありました。ミヤマシキミ(深山樒)でした

googleの画像検索では、分からなかったので

 

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1813   花の宴喜寿と傘寿が超元気

2017年04月19日 18時19分07秒 | 

 長寿は本来、実におめでたいことではありますが、年金や保険制度がひっ迫し、高齢化社会が大問題になると、どうも高齢は肩身の狭い思いになります。しかし、年を取れば取るほど、そういった思いから解放され、自由人になっていくようです。但し、健康であることが最低必要条件ですが。

 さて、「喜寿や傘寿は鼻たれ小僧」と誰かが言ってました。還暦60才、古希70才、喜寿77才、傘寿80才、米寿88才、卒寿90才、白寿99才、とまあ還暦から次々と「おめでた」がありますが、こういうことを誰が決めたんでしょうか。自分の長寿を祝ってもらいたくて、高齢者が決めたに決まっていますよね。

 何故って、成人式以降還暦までそんな祝い事は一つもありませんからね。

ヤマブキ(山吹)

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1812   盃の花びら入りを惜しみ飲む

2017年04月18日 18時50分56秒 | 

 先日の土曜日、テニス仲間の長老の庭にある樹齢38年のソメイヨシノの下で、恒例の一品持ち寄りの花見の宴がありました。

風が吹くと花びらが舞い、盃やグラスに入る。花びらの入った人は、皆から

「わー、すごーい」と拍手喝采を受けて、その花びらを飲むのです。

ちなみに、当日のメニューは、ローストビーフ、ミートローフ、ノラボウナのお浸し、クロワッサン、おでん、焼き豚、散らし寿司、梅酢大根、筍と蕗煮、春菊の和え物、イカ飯と里芋、いぶりがっこ、野沢菜、甘夏のシロップ漬け・・・・・まだあったような・・・・・

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1811   死支度致せ致せと桜哉   一茶

2017年04月07日 16時07分20秒 | 

(しにじたく いたせいたせと さくらかな) 

 断捨離は、一種の死に支度だろう。とすれば、断捨離をしている多くの日本人は、死に支度をしていることになる。今まで、金に任せて買い集めた物が我楽多となって、押し入れや引き出し、更に足の踏み場のないほど部屋に充満している人もいるらしい。

 さて、正岡子規に「俳句の特色は、滑稽、諷刺、慈愛の三点にあり」と言わせた一茶だが、生活では義母・弟と熾烈な遺産相続争いをしたり、50才から3人の妻を娶ったり、脳卒中で半身不随になったり、晩年は波乱万丈だったようである。

江戸後期の文化文政時代を生きた一茶の「死支度」とは、一体どのようなものであっただろうか。

我が家の標準木の山桜が数日前に開花

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