issyoの俳句ブログ

俳句は映像のように17文字からどんなイメージが浮かぶか? それは読み手の問題だ。作者の心の中まで、想像しながら解釈する。

1798   ファミレスの新聞タダ読む春雨一番

2017年02月23日 11時25分11秒 | 

 読売新聞のコラム「編集手帳」によると、鈴木清順映画監督が亡くなった。彼の人生論には、「努力」「精進」という言葉はない、という。なるほど世の中には、私と同じ考えの人もいるものだ。

 テレビで監督の顔と風貌を拝見したことはあるが、映画も見たことないし、本も読んでいない。しかしそのうち、彼の監督作品を特番で放映するから、きっと観られるだろう。

 彼の映画は難解ゆえに、日活から解雇されたことがある、というから、私などには理解できないかもしれない。まあ、それはそれで大いに結構。

 それにしても今日は、今年初めての本格的な雨が降っている。「春雨一番」「木の芽雨一番」とでも言えるかも。

満開のマンサク(金縷梅・万作)

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1797   落ちるもの木々になかりし春二番

2017年02月20日 16時13分23秒 | 

 

17日に続いて、今日(20日)は雨交じりの春二番が吹き荒れている。三寒四温といった感じで、再び今夜は寒くなるらしい。白梅と万作がほぼ満開。万作の写真を撮りたいが、風雨が強すぎる。先日から、窯の補修工事を始めたが、これも今日は止めておくのが無難のようだ。

 さて、今年のウグイスはいつ鳴くか、が私の今の気がかり。そこで、今までのブログから調べてみた。意外とばらつきがあって驚く。

16年 3月3日

15年 3月9日

12年 2月21日

イヌフグリ

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1796   ふがふがと風呂吹き大根柚子胡椒

2017年02月15日 18時15分53秒 | 

 「風呂吹き」の名前の由来は、①漆器職人が漆風呂(漆器の貯蔵室)で漆を乾燥させるが、漆は温かい湿気で固まるため、大根のゆで汁を霧吹きするとうまくいく。このとき、残った大根に味噌をつけて食べるようになったからというもの。②風呂を沸かすのに息を吹きかける様子が似ているから。

 一方柚子胡椒は、粗刻みにした唐辛子と柚子の果皮と塩を入れて磨り潰し、熟成させたもの。「胡椒」は唐辛子を意味する古語で、一般的な「コショウ」ではなく「唐辛子」の事を指している。なお、「コショウ」は「洋胡椒」と呼んで区別する。九州では一般的な調味料として多くの料理で使用される。(ウィキペディアより)

オオアラセイトウ 別名ショカツサイ(諸葛菜)ハナダイコン(花大根)

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1795   早春の骨と金歯と金属棒

2017年02月13日 09時30分56秒 | 

 先輩が亡くなった。葬儀社に依頼したのは、病院から葬儀社に運ぶ、納棺して預かってもらう、棺を火葬場に運ぶ、骨壺を用意してもらう。唯それだけである。

 お経を上げる坊さんもいなかった。遺影も位牌もなかった。参加者は、8名。お子さんがいなかったし、夫妻の兄弟姉妹も亡くなっているか、いても高齢で参加できないからだ。

 この葬儀は、私の理想に近い。いや、理想かもしれない。遺書には、延命治療の拒否と、葬式無用は必ず書こうと思う。

今日の収穫、フキノトウ(蕗の薹)

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1794   戦勝を庭に誇りし諸葛菜

2017年02月07日 18時31分55秒 | 

 オオアラセイトウが咲き出した。中国原産のアブラナ科の越年草。ムラサキハナナ(紫花菜)。ハナダイコン(花大根)とも呼ばれる。三国志の諸葛孔明が広めたという伝説からショカツサイ(諸葛菜)が、最もよく知られているだろうか。

 数年前に、道路脇から種を採って蒔いたのが野生化して広がり、我が冬の庭を占領している。今では、若葉は立派に成長していて食べられるから、勝手に育つ初春の実に有り難い野菜である。

湯河原、幕山梅園(唯今、4分咲きくらいかな?)

 

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1793   初場所やテーピング対絆創膏   炎火

2017年02月05日 15時51分41秒 | 新年

 今年の初場所では、稀勢の里が優勝し、18年振りの日本人の横綱「第72代横綱稀勢の里」が誕生しました。私の友人夫婦は、優勝が決まった瞬間、抱き合って泣いたというから、多くの日本人はモンゴルに乗っ取られていたのが余程悔しかったんでしょう。しかし、一番喜んでいるのは、稀勢の里の出身地「茨城県」の人々でしょう。

 何故なら、ブランド総合研究所による47都道府県を対象にした「地域ブランド調査2016」で、去年も茨城県が最下位となり、4年連続魅力度ワースト1位となったそうですから、横綱誕生の喜びはひとしおでしょう。稀勢の里人気で、来年は最下位脱出間違いなしです。

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1792   冬将軍日本列島着膨れる   香杞

2017年02月03日 11時52分40秒 | 

 今日(2月3日)は節分。明日は立春だから明日から春である。しかし、寒さは厳しく、ようやくオホーツク海の網走では流氷が接岸したという。 

 冬将軍の由来は、ロシアを攻撃した国々が、冬の厳寒に妨げられ、とうとう征服できなかった、歴史的事実による。特に、モスクワに突入したナポレオンが、厳しい寒さのために敗北した史実にちなみ、厳寒を冬将軍と擬人化した、という。

 日本にも、「征夷大将軍」という立派な将軍がいたのにもかかわらず、語源がロシアやフランスとは・・・情けない。

スイセン(水仙)

 

 

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1791   世を眺む冬三日月に腰かけて   海人

2017年01月31日 16時19分34秒 | 

 「俳句は何でもあり」が正しい考え方。フィクションでもノンフィクションでも良い。字余り、字足らず大いに結構。有季、無季でも構わない。川柳だって立派な俳句の一つだ。

 さて、この句のように、ホラもここまで来れば立派。竹取物語の向こうを張っているではないか。何でも見えてしまうらしい作者は、月から地球を眺めて、何を思っているのだろう。その答えは、読者の自由。

箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄るみゆ    実朝

実朝は余程目が良かったらしい。

それとも、ものすごい荒波が立っていたのだろうか。

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1790   まるまると柚子の種飛ぶ迸る   薪

2017年01月31日 02時23分48秒 | 

(まるまると ゆずのたねとぶ ほとばしる)

  柚子には、沢山の種があって、一番単純なレモン絞り器で、半切りにした柚子を搾ると、よく種が飛び散る。我が家には、ハナユズという小粒で早熟性の品種があるが、この句の柚子も、ハナユズではないかと思う。

 本柚子は、「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年」と言われているそうである。従って、結実までの期間を短縮するため、カラタチに接ぎ木して、数年で収穫可能にする、という。

「まるまると」が、柚子とその種両方に掛かっていて、よく利いていますね。

ヒアシンス(風信子、飛信子)

 ヒアシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来する。同性愛者であった彼は、愛する医学の神アポロン(彼は両性愛者であった)と一緒に円盤投げに興じていた(古代ギリシャでは同性愛は普通に行われ、むしろ美徳とされていた)。しかし、その楽しそうな様子を見ていた西風の神ゼピュロス(彼もヒュアキントスを愛していた)は、やきもちを焼いて、意地悪な風を起こした。その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額を直撃してしまった。アポロンは医学の神の力をもって懸命に治療するが、その甲斐なくヒュアキントスは大量の血を流して死んでしまった。ヒアシンスはこの時に流れた大量の血から生まれたとされる。このエピソードから、花言葉は「悲しみを超えた愛」となっている。(Wikipediaより)

 

 

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1789   冬萌や香りにまみれ桧割る

2017年01月27日 17時19分33秒 | 

 チェンソーで切って小屋に積み、半年ほど放っておいたヒノキを割っている。太いのは直径40センチはあるだろうか。割るほどに香りが発って、とても心地よい。清涼な香りだ。

 枝落としをしていなかったのだろう。節だらけで実に割りにくい。ということは、建材としては、無節のヒノキよりはるかに丈夫に違いない。

 我が家の庭で縄を張っているジョウビタキのメスが、移動しながらこちらを観察している。生木だったから、テッポウムシは、小さいのが一匹いただけ。「嬢ちゃん、残念ながらテッポウムシはあんまりいないよ。ごめんね」

梅が咲き出した。早い木でせいぜい2分咲きくらい。

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1788   木曽三川色をたがへて春隣   駿二

2017年01月24日 17時44分25秒 | 

 木曽三川とは、木曽川・長良川・揖斐川の三川をいう。河口付近では愛知県の東海市と三重県の桑名市の間を流れ、中州には長島がある。合流する三川の川幅は、4㎞はあるだろうか。江戸時代まで、この川幅が交流や文化さえ隔てていたらしい。例えば、三重県は関西弁、愛知県は名古屋弁なのだから。

さて、桑名に住む姉によると、先日の寒波で雪が30センチも積もったそうだ。この句の、木曽三川のそれぞれの色が最も違うのが、夏や秋でなく何故冬なのか、住んだことのない私には分からないけれど・・・・・。

初めて、日の出を撮ったよ~~~

 

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1787   春星忌サラミとチーズ生ビール

2017年01月22日 16時44分18秒 | 

 今日は、旧暦12月25日、蕪村忌・春星忌である。まだ、年は明けていない。昨日は、風もなく小春と言える暖かいテニス日和だったが、今日は一転して、晴朗なれど北風が吹き荒れていた。打ったテニスボールが、どこへ飛んで行くのか、どこに飛んで来るのか、おおいに風に翻弄された。それでも、それなりに楽しいのだが、「こんな日にテニスをする馬鹿もいるのだ」と、自画自虐。

 それにしても、「宿かせと刀投出す吹雪哉」を作った蕪村が、この句の光景を見たら、きっと驚くだろうねえ。腰を抜かすかもしれない。

「まあまあ蕪村さん、そんなに驚かないで、錦織、フェデラー戦を見ながらビールで一杯やりましょう。ジョコビッチ、マレーも負けたことだしね」

追記 錦織君は、2-3 でフェデラーに負けてしまった。ブリスベンで痛めた脇腹の影響らしい。早く治して、次に備えよう。兎に角、残念。籤運が悪かった。

ウメ(梅)

梅一輪一輪ほどの寒さかな

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1786   大寒や予報の雪を待てど待てど

2017年01月20日 14時27分29秒 | 

 今日は、一年で一番寒いはずの大寒。うまいことに、雪の予報が出ている。ところが、気温は5℃だから小雨が降っている。

 一方、庭では蝋梅・白梅・水仙も咲いている。万作も咲き出した。ところが、ここ1週間で、2度イノシシに庭を荒らされた。うーん、なんとかならないだろうかねえ。

スイセン(水仙)

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1785   裏高尾一度限りの霜の花   ウー

2017年01月16日 16時54分53秒 | 

 カンボジア出身のウーさんが、高尾山に行って来た写真付きのメールを貰いました。以下、ウーさんのメールです。 

東京横浜に雪は降らないものの、寒波は強烈、身を切るような寒さ、大丈夫ですか?でもこれこそ本物の冬・・特・さみ~な~…

高尾山には雪は降らなかったが、山頂からみえる丹沢の山々は真っ白。山頂はとても寒く、零度または氷点下かも。顔や指先が痛くて、鼻先と耳に感触はない。降りている霜柱は溶けずにこのまま。こんなときにだけ高尾山に咲く花があります…霜の花です。裏高尾の一角に霜の花園があります。

霜の花は一度限りの形しか現れず、まさに自然の一期一会の芸術品です。これに魅せられて裏高尾に足を運ぶひとが少なくありせん。

霜の花

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1784   屠蘇酌むや雑煮を冷ます義兄弟

2017年01月12日 15時45分53秒 | 新年

 屠蘇は、屠蘇散・屠蘇延命散とも言われ、山椒・桔梗・防風・白朮・肉桂などを粉末にした生薬。これを酒や味醂に浸けておいたものを元旦に呑むと、無病息災・延命を授かるとされる。ちなみに

防風(ぼうふう)は、(セリ科の多年草)の根茎を干したもの

肉桂(にっけい)は、(クスノキ科の常緑高木)の根皮を干したもの。桂皮・桂枝・ニッキ・シナモンともいう香味料。

白朮(おけら、びゃくじゅつ)は、オケラ(キク科オケラ属の多年草)の根を干したもの。

ハコベ(繁縷、蘩蔞)

庭のハコベがもう咲いていました

但し、なにハコベなのかは、分かりません

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