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つれづれフォト 025 生まれてきてすみません?

2014-05-31 11:21:56 | つれづれフォト

いつか、井上靖が、

特別展のない時期の博物館でのゆっくりした時間のことを書いていたと書きました

まさに、東京国立博物館のこの時期は、特別展がないために

ものすごく空いていて、穴場中の穴場と言ってもいいでしょう。

昨日、王子へ行くまえに立ち寄ってきました。

 

ぼくのお気に入りは、「東洋館」。

今年の1月に、展示設備などをリニューアルしてオープン。

5階までのエレベーターも新設され、

展示もとてもきれいで、見やすくなりました。

是非、一度、行ってみてください。

 

誕生釈迦仏立像

朝鮮・7世紀

 

20センチほどの小さな仏像。

この角度から見ると

太宰治みたいに「生まれてきてすみません。」と言って、

頭をかいているみたいです。

なんとも可愛い仏像です。

 

 

こっちから見ると、なるほど

お釈迦様が誕生したとき

「天上天下唯我独尊」と言っている像なんだなと分かります。

でも、道で出会った友人が「やあ」と言っているようでもあります。

見る角度によって、こうも印象が違うものかと感心してしまいます。

 

 

Camera  OLYMPYS STYLUS 1

 


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一日一書 332 莱子侯刻石

2014-05-31 11:20:21 | 一日一書

莱子侯刻石(らいしこうこくせき)

西暦16年

 

 

国立博物館の東洋館に展示されていたもの。

書道博物館との連携で、「美しい隷書」の展示。

印刷本でみるより、はっきり見えます。

「素朴な筆致が印象的です。」と解説のプレートに書かれていました。

 

書道博物館では撮影は禁止でしたが

こちらは撮影はOK。

 

 

 

 


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一日一書 331 ぎぼし・ほたるぶくろ

2014-05-29 14:48:48 | 一日一書

 

ぎぼし

(半紙)

 

 

 

ほたるぶくろ

(半紙)

 

白いほたるぶくろです。

 

 

まだ手探りですが

少しずつ、絵の方も描いてみようかと思っています。

 

 

 

 

 

 


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一日一書 330 眺望

2014-05-28 11:40:59 | 一日一書

萩原朔太郎「眺望」全文

(半切二分の一)

 

 

余った墨と紙での習作です。

 

本文は以下の通りです。

 

  眺望

     旅の記念として、室生犀星に

 

さうさうたる高原である
友よ この高きに立つて眺望しよう
僕らの人生について思惟することは
ひさしく既に転変の憂苦をまなんだ
ここには爽快な自然があり
風は全景にながれてゐる。
瞳(め)をひらけば
瞳は追憶の情侈になづんで濡れるやうだ。
友よここに来れ
ここは高原の植物が生育し
日向に快適の思想はあたたまる。
ああ君よ
かうした情歓もひさしぶりだ。

 

 

朔太郎の詩としては

珍しく健康的です。

生まれも育ちも性格もまったく違う室生犀星は

朔太郎にとっては、ひとつの救いだったのかもしれません。

朔太郎にとっては「田舎の自然」は、ほとんど恐怖の対象だったのですが

ここでは、「快適の思想」を自然の中に見出しています。

けれども、それも一時。

朔太郎は憂愁と苦悩から解放されることはなかったようです。

 

 

同じ詩で 

習作をもう一枚。

 

 

 

もう一枚。

 

 


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一日一書 329 道・心・灯

2014-05-27 10:13:33 | 一日一書

白抜き液で。

ちょっと、拓本みたいな感じもしますね。 

 

 

 

 

 


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