スウェーデンの今

スウェーデンに15年暮らし現在はストックホルム商科大学・欧州日本研究所で研究員

2月最後の雪景色 & 痴呆症に効く鼻スプレー

2005-02-28 09:05:20 | コラム
更新が遅くなっております。
いろいろ書きたいことはたくさんあるのですが、まとめる時間が今のところありません。もうしばらくお待ちを・・・

気づいてみたら、もう2月も終わりなんですね。今日も雪になりました。でも春はもうすぐそこまで来ている。日が長くなったおかげで、いくら外が寒くて雪が降ろうと、何だか一日一日と明るくなっていくのがはっきり分かります。朝6時半の電車に乗るときは、外がこれまでずっと真っ暗だったのに、最近は薄く白んでいます。

そういえば、この冬は風邪らしき風邪も引かず、ピンピンしていました。5度目の冬で体が慣れたせいもあるんだろうけど、それだけじゃなくて、冬の間ずっと「外から帰ると手を洗う」を徹底していた効果があったと思う。


この4枚の写真は2/28のお昼時

気に入っている湖沿いの散歩&ジョギングコース

白く見える平原は実は雪と氷が覆う湖です

凍ってないところで水浴びをして氷の上で休憩(僕じゃなくて鳥が)

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スウェーデンからこれからの高齢化社会を少し明るくするニュースを一つ。

ヨーテボリが大学がこのほど痴呆症を防止する薬品を開発。ネズミを使った実験では、この薬品を脳細胞に注入すると、神経細胞の増殖を促すことが分かった。理論的には、この薬品はうつ病、燃え尽き症、そして軽度の痴呆症に効果があると期待される。

ヨーテボリ大学は今後、日本の製薬会社と協力して研究開発をさらに進め、5年以内の商品化を実現したいとのこと。実際に商品になれば“鼻スプレー”の形で鼻から脳へと吸収されていくのだそうだ。