後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「経済大国、中国の数多くの物乞い達、そして何故日本に居ないか?」

2021年08月31日 | 日記・エッセイ・コラム
皆さん「大東亜共栄圏」という言葉をご存じでしょうか?戦前生まれの私は今でもこの思想が好きなのです。
ですから中国がアメリカについで世界で2番目に豊かな国になったことが嬉しく思っています。私は親中国派なのです。
そんな理由で私が書く中国に関係した記事は中国を賞賛したようなニュアンスを持っています。読者の方々はそんな記事は客観的でないというコメントを下さいます。
そこで今日は中国の後進性を示す一例をご紹介いたします。一例は経済大国の中国に物乞い(乞食)が沢山いるという事です。日本には昔いたが今はいません。
中国には下半身の無い子供や姿の崩れた老人の物乞いが沢山います。しかしその写真はあまりにも悲惨で正視に耐えないのです。そこで正視出来る程度の物乞いの写真だけを示すます。






最後の写真は本物の物乞いではありません。コンパニオン達が当局の厳しい取り締まりに抗議して物乞いのふりをして同情を集めようとしているのです。古い中国の乞食文化です。

現在の日本には物乞いの人はいません。ホームレスはいますがホームレスは物乞いはしません。 
何故かというと物乞いは法律で厳しく禁止されているからです、
日本では軽犯罪法第1条第22号で、『こじきをし、又はこじきをさせた者』は罪として定められる行為として処罰の対象となっているのです。
最近、香川県でインターネット上で物乞いをした者も処罰されるくらい厳しいのです。
しかし日本でも戦後しばらくは物乞いが沢山いたものです。特に傷病兵の物乞いは白衣を着てギター片手に列車の中まで回って来たものです。
傷病兵の物乞いの写真を示します。


戦後は物乞いが沢山いたが現在はいません。こんな日本の状態を中国のマスコミはどのように見ているのでしょうか?

『一体どうして・・・? 中国と違って、なぜ日本には「物乞いをする人がいない」のか、中国メディアが日本に物乞いが少ないワケを分析「恥の概念があるからでは」』 - ライブドアニュース (livedoor.com) 
2020年9月4日 14時12分 

 中国では繁華街などで物乞いをする人が今なお数多く存在する。かつては空き缶などを地面に置いて物乞いをする姿が見られたが、キャッシュレスが進んだ今では、物乞いをするにも「QRコード」が必要不可欠となっている。
 中国メディアの網易はこのほど、日本には物乞いをする人がほとんどいないと紹介し、「日本人はホームレスとして生活することはあっても、物乞いだけは絶対にしようとしない」と伝え、その理由を考察する記事を掲載した。
記事は、日本は社会福祉が整っているというのに、日本のホームレスの人びとは社会福祉を受けようとしないばかりか、たとえ餓死しようとも物乞いはしたがらないと紹介し、「日本旅行の経験のある中国人であれば、日本のホームレスは通行人にお金や食べ物を乞い求めないことを知っている」と説明した。
 また、日本ではホームレスの人もゴミのリサイクルなどの労働をしていると驚きを示しつつ、「なぜ彼らは社会福祉をあてにしないのか」と問いかけ、日本人は「自力で生活することが人としての尊厳である」と考えているからではないかと説明。
 そして、この考え方には複数の理由があり、第一に「日本には恥の概念がある」こと、第二に「日本社会には働かずに何かを得ようとする人を軽蔑する風潮がある」ことなどが関係していると論じた。
 中国では繁華街のみならず、ファミリーレストランなどの飲食店内に入り、食事中の客に対して物乞いを始める人もいるほか、地下鉄などの公共交通機関の車内で物乞いをする人もいる。中国人はホームレスの人たちが物乞いを強引にする姿を見慣れているだけに、日本では物乞いをする人がいないことを知ってとても意外に感じるようだ。(編集担当:村山健二)
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中国にこのようなマスコミ報道があるので中国でもいつかは物乞いの姿は消滅するでしょう。物乞いは後進性を示す一例です。
スイスでは過半数の州に物乞いを禁じる法律があります。しかしヴォー州などでは比較的最近になって導入されたのです。欧米には物乞いを法律で禁止するのは個人の自由の侵害であると考える人もいるのです。

今日は中国の後進性を示す一例として中国に沢山いる物乞いの問題を考えてみました。街に物乞いがいなけければ清潔で良いのですが難しい問題です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

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