後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「昨日は孫の結婚式に出ました」

2022年05月29日 | 日記
孫は男が3人います。その一番上の孫が昨日結婚式をあげました。会場は埼玉県の大宮のキャメロットヒルズでした。
会場は結婚式と披露宴だけに使う目的で設計された美しい建物群です。素晴らしい建物なので写真を掲載しておきます。
結婚式は会場内の教会で感じの良い牧師様の司式でした。2番目の写真にその牧師様が写っています。
披露宴の間に結婚した2人の子供の頃からの詳しい写真紹介があり、2人の生い立ちがよく分かり良かったです。
しっかりした美しい花嫁です。それにしても昨日は楽しい一日でした。






「イグナチオ教会の今日の『主の昇天 ミサ 』 の動画配信」

2022年05月29日 | 日記
今日は『主の昇天 ミサ 』です。

5月29日朝10時以後でしたらミサの動画配信で何時でもミサにあずかることが出来ます。

イグナチオ教会の今日の『主の昇天 ミサ 』 の動画配信は以下にあります。

なお関口教会からも動画配信があります。

写真は国宝、長崎の大浦天主堂です。

それはそれとして、今日も皆様の平和とご健康をお祈りきたします。後藤和弘(藤山杜人)



「日本の美しい風景(9)十和田湖と奥入瀬の美しさ」

2022年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム
十和田湖は戦前の1936年に周辺の 奥入瀬渓流と八甲田火山群とともに十和田八幡平国立公園に指定されました。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%92%8C%E7%94%B0%E6%B9%96 による)東北地方を代表する観光地です。東北生まれの私が何度も訪れた自慢したい景勝地です。
そして十和田湖および奥入瀬渓流は文化財の特別名勝及び天然記念物の指定も受けています。
その十和田湖には遊覧船が就航しているので船からの眺めも楽しめます。湖の東端には奥入瀬への出口の子ノ口があります。
十和田湖は火山の山頂部に水がたまったカルデラ湖です。中世以降は噴火の記録がないものの活火山です。1.55万年前に現在のカルデラ湖が出来ました。
十和田湖の風景写真をお送りいたします。3枚の写真は「十和田湖の写真」を検索して出て来た数多くの写真から特に美しい3枚を選んだものです。




一方、奥入瀬渓流は青森県十和田市の十和田湖東岸の子ノ口(ねのくち)から北東に流れる約14kmにわたる渓流です。これも国指定の特別名勝及び天然記念物になっています。 
渓流沿いにはいくつもの滝が点在し沿道の道は「瀑布街道」とも呼ばれています。十和田湖への魚の遡上を阻止してきたる銚子大滝をはじめとして、阿修羅の流れ、雲井の滝等多くの景勝地があるのです。
渓流沿いには車道と遊歩道がありますが、駐車して遊歩道を歩くことをお薦めします。
詳しくは下記をご覧下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%A5%E5%85%A5%E7%80%AC%E6%B8%93%E6%B5%81
それでは奥入瀬渓流の写真をお送りいたします。3枚の写真は「奥入瀬の写真」を検索して出て来た数多くの写真から特に美しい3枚を選んだものです。



今日は東北地方の有名な景勝地の十和田湖と奥入瀬渓流をご紹介致しました。
新緑の頃や紅葉の頃に是非お出かけ下さい。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

「蔵王山に咲いている高山植物の花々」

2022年05月26日 | 写真
蔵王山に咲いている高山植物の花々です。
写真の出典は下記です。

1番目の写真はコイワカガミです。

2番目の写真もコイワカガミです。

3番目の写真はミヤマオダマキです。

4番目の写真はチングルマの毛(花が終わった後)です。


「日本の美しい風景(8)蔵王山の美しい新緑と紅葉と神秘的な樹氷」

2022年05月25日 | 写真
仙台に生まれ育ってて24歳まで住んでいました。仙台の近くで登山が楽しい山は泉岳と蔵王山です。泉岳は中学校の時2回登りました。蔵王山は大学生の時に四季折々何度も登って懐かしい山です。通っていた東北大学が蔵王山の中腹に、「清渓小屋」という山小屋を持っていました。さらに冬は樹氷が美しいのでスキーを何度も楽しみました。
今日は思い出の蔵王山の美しい風景をご紹介したいと思います。その新緑と紅葉と神秘的な樹氷の美さをお楽しみ下さい。
まず初めに3枚の写真で蔵王の新緑の風景をお送り致します。写真の出典は下記です。
https://plus.amanaimages.com/items/FYI02992810?item_type=all&query=%E8%94%B5%E7%8E%8B&whole_price_zones=true





蔵王山は宮城県と山形県の境にあります。山形県側の中腹には幾つかの湖や沼があります。これら3枚の写真に湖や沼が写っています。山形県側の中腹の新緑の風景です。
続いて蔵王山の紅葉の写真を4枚お送りいたします。「蔵王山の紅葉の写真」を検索して選んだ写真です。
噴火口の「お釜」の水は緑色で神秘的なたたずまいです。




さて冬になると蔵王には美しい樹氷や霧氷が出来ます。そして蔵王の風景が一段と華やかになります。そんな蔵王山の美しい樹氷や霧氷の写真をお楽しみ下さい。
お送りする4枚の写真は「 山形蔵王の樹氷写真集」、http://www.asahi-net.or.jp/~EH5W-KRD/zao/photo.htm からお借りしました。





仙台に住んでいた私は何度も蔵王山の樹氷の間でスキーをしたことがあります。
当時は仙山線で山形駅に行き、そこからバスで高湯温泉(現在の蔵王温泉)に上がりました。高湯温泉からはスキーを履いてドッコ沼まで登り、山小屋に逗留するのです。
ドッコ沼の上の懺悔坂から地蔵岳までが樹氷地帯なのです。地蔵からの帰りは急坂の懺悔坂は怖いので、なだらかな大平コースを下ります。夕日を浴びた茜色の樹氷の光景が今でも私の網膜に焼き付いています。時々、急坂の懺悔坂の怖さと夕日の樹氷の姿を思い出します。
そして室生犀星の詩を思い出します。 

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや

今日は思い出の蔵王山の美しい風景をご紹介しました。その新緑と紅葉と樹氷の美さをご紹介しました。蔵王山の美しい写真をお楽しみ頂きたら嬉しく思います。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

「中禅寺湖を船で行く秘境に咲く九輪草の写真をお楽しみ下さい」

2022年05月25日 | 写真
今朝、中禅寺湖をご紹介しました。
その中禅寺湖の菖蒲ケ浜から千手ケ浜へ船で渡るとクリンソウの群落があります。
伊藤さんという方が個人的に手入れをしているクリンソウの群落です。以前にその写真を撮って来ました。撮影は家内です。
中禅寺湖の西岸一帯は特別保護区で普通の自働車は入って行ないのです。
写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。





「日本の美しい風景(7)日光、中禅寺湖、竜頭の滝、戦場ヶ原」

2022年05月25日 | 日記・エッセイ・コラム
最近、この欄では「日本の美しい風景」として日本三景や雄大な阿蘇山 をはじめ、箱根の芦ノ湖 や上高地 などをご紹介してきました。考えてみると日本の風景は美しく平和です。有難い気持ちになります。それにつけてもウクライナの戦乱には心が痛みます。毎日の報道を見ては暗い気持ちになります。この戦乱は数年続く様子です。ベトナム戦争とは原因も性格もまったく違いますが長引く戦争になりそうです。
こんな暗い気持ちを明るくするために今日も日本の美しい風景の写真をお送り致します。
今日は日光の中禅寺湖、竜頭の滝、戦場ヶ原などや奥日光の金精峠の近くの丸沼の紅葉の写真をお送りしたいと思います。そしてイタリア大使館の別荘と金谷ホテルもご紹介します。皆、私どもが何度も訪れた場所です。

1番目の写真は中禅寺湖の「半月山展望台」から見た男体山と中禅寺湖です。
紅葉の八丁出島と秋深まる男体山の風景が静まりかえっています。中禅寺湖とは湖畔の立木観音を本尊にした中善寺という古いお寺があるのでそういう名前の湖になったのです。
写真の出典は、https://www.pixpot.net/articles/u_d_view/364/hangetsuyama-nikko です。

2番目の写真は竜頭の滝の紅葉です。この写真は竜頭の滝の一番下の滝でここから中禅寺湖に水が流れ落ちています。滝の一番下の龍頭乃茶屋から撮った写真です。写真の出典は、https://imatabi.jp/theme/16452/ です。

3番目の写真は竜頭の滝の上の方です。多量の水が勢い良く流れ下っている光景は圧巻です。滝の一番下の龍頭乃茶屋から歩いて行くと、一番上の橋まで300mほどこのような急流が続いています。
写真の出典は、https://www.360navi.com/13tochigi/03chuzenji/03ryuzu/ です。

4番目の写真は戦場ヶ原の写真です。ここは広い湿原でここが水源になり湯の滝、湯ノ湖、竜頭の滝と流れ中禅寺湖へと流れ込みます。なお戦場ヶ原は関東で最も綺麗に星空が見られる場所として有名です。
写真の出典は、https://matome.naver.jp/odai/2144242184146337601/2144248810399454803 です。

5番目の写真は戦場ヶ原の奥の金精峠の下にある群馬県片品村の丸沼です。ロマンチックな風景美で多くの人に愛されている沼です。魅力的な湖なので何度も行き湖の周りを歩きました写真の出典は、https://itta.me/article/13747/ です。

6番目の写真は観光客に公開されている元イタリア大使館の別荘です。現在は栃木県が所有しています。場所は立木観音の中禅寺の先にあります。訪れると優雅な気分になります。
写真の出典は、https://minkara.carview.co.jp/userid/396979/spot/406301/ です。

7番目の写真は金谷ホテルです。このホテルは現存する最古のリゾートホテルで国の登録有形文化財です。3度ほど泊りましたがサービスの質が高いのに驚きました。箱根の宮の下の富士屋ホテルと同じ雰囲気です。
雅楽の「笙」の奏者であった金谷善一郎がアメリカ人のヘボンを自宅に招き入れたのがホテルの始まりでした。
ヘボンは医師でありヘボン式ローマ字の考案者としても知られています。明治4年のことでした。写真の出典は、https://www.smbc-card.com/mem/hitotoki/watch/kanaya_hotel.jsp です。

さて今日は「日本の美しい風景(7)」として日光の中禅寺湖、竜頭の滝、戦場ヶ原、丸池などをご紹介しました。なおイタリア大使館の別荘と金谷ホテルもご紹介しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)

「感動的な箱根の彫刻の森美術館の写真」

2022年05月23日 | 写真
箱根の「彫刻の森」は近代彫刻の野外展示場です。起伏のある緑の芝生の上に大きな彫刻が展示してあります。作品群が周囲の山々の風景と響き合って作品の美しさを引き立てています。
彫刻は飾る場所と周囲の景観によって印象が違ってきます。まさしくオープンエアーの魅力です。
箱根の「彫刻の森美術館」はこの考え方で設計され西洋近代彫刻の傑作が展示してあるのです。
それでは家内が撮った写真でこの「彫刻の森」をご紹介致します。

1番目の写真は「彫刻の森」に入場してすぐにある芝生の広場です。西洋の有名な近代彫刻家の作品が点々と展示されています。このような展示場が山の斜面を上手に利用して、他にも数ケ所あります。そしてピカソの作品だけを展示した「ピカソ館」やステンドグラスの塔や特別展示をしている本館ギャラリーもあります。その全体をご紹介するわけにいきませんので、下に私が気に入った6点の近代彫刻の写真を示します。

2番目の写真はイギリス人のヘンリ-・ムーア(1898年ー1986年)の1970年作の「横たえる像:アーチ状の足」というブロンズ彫刻です。

3番目の写真はフランス人のエミール・アントワーヌ・ブールデル(1861年ー1929年)の1918年から1922年作の巨大なブロンズ彫刻です。右から「雄弁ー大」、「自由ー大」、「勝利ー大」、「力ー大」という題の彫刻です。

4番目の写真は同じくフランス人のエミール・アントワーヌ・ブールデル(1861年ー1929年)の1909年作の「弓をひくヘラクレス」と題するブロンズ彫刻です。

5番目の写真はスウェーデン人のカール・ミレス(1875年ー1955年)の1949年作の「人とペガサス」という題のブロンズ彫刻です。

6番目の写真はイタリア人のジュリアーニ・ヴァンジ(1931年生まれ)の2004年作の「偉大な物語」という彫刻です。

7番目の写真はフランス人のオーギュスト・ロダン(1840年ー1917年)の1898年作の文豪バルザックのブロンズ彫刻です。

彫刻の森に展示されている作品は膨大です。その作品一点、一点の詳しい紹介は、https://www.hakone-oam.or.jp/permanent/?id=2 に掲載されています。
例えばヘンリ-・ムーアについて以下のように書いてあります。
「ムーアは彫刻を野外に展示することを好みました。そして、「彫刻の置かれる背景として空以上にふさわしいものはない」と語っています。彫刻の森美術館の緑陰広場の庭園には、ムーアの彫刻作品11体のコレクションがゆっくりと時間を刻んでいます。
四季を通じて、彫刻の堅固な形態とその空間が作り出すコントラストはとても魅力的です。」

一般に大型の彫刻作品は、風景の良い屋外に展示したほうが良く見えると思います。そして「横たえる像:アーチ状の足」というブロンズ像の前にしばらく立っていると何とも自然なやすらぎを感じます。
それはさておき箱根の「彫刻の森」は間違いなく素晴らしい美術館です。同じような美術館に「美ケ原高原美術館」があります。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「日本の美しい風景(5)箱根の芦ノ湖とガラスの森とラリック美術館」

2022年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム
箱根の新緑の山々の風景は素晴らしいものです。そのうえ紺碧の水を湛えた芦ノ湖と富士山は絶景です。箱根の十国峠に上がると熱海の海が見えて雄大です。箱根はこのように自然の風景が抜群です。

1番目の写真は紺碧の水を湛えた芦ノ湖と富士山です。写真の出典は、
 http://blog.livedoor.jp/joverexr222/archives/65585804.html です。
この箱根には数多くの美術館があることでも有名です。芦ノ湖の湖畔の成川美術館をはじめ岡田美術館、ポーラ美術館、彫刻の森美術館、ポーラ美術館、箱根ガラスの森美術館、箱根ラリック美術館などが箱根の美しい自然の中に散在しています。
特に仙石原にあるガラスの森美術館とラリック美術館はガラスの造形作品を展示している珍しい美術館です。
何度も訪れて自分で撮った写真でご紹介したいと思います。
2つの美術館にはヨーロッパの彩色したシャンデリアや 飾りガラスの装身具や窓ガラスが展示してあります。ヨーロッパの伝統文化です。
箱根ガラスの森美術館はヴェネチアのガラス工芸の美を集めた美術館です。ヴェネチアの美しいガラス工芸品が丁寧に蒐集されてあります。そして昔のヨーロッパ風の建物も並んでいてロマンチックは雰囲気です。
それではガラスの森美術館の4枚の写真をお送りいたしまあす。




この4枚目の写真はヴェネチアのガラス工芸のシャンデリアや装身具や日用品の展示館です。ガラスへ美しい模様を刻み込んでてあります。また色の違うガラスを組み合わせて融合したりガラス細工の職人技の作品もあります。ヨーロッパ文化の奥深さを感じます。
一方ルネ・ラリック美術館はガラス装飾の天才とも言うべきラリック個人の作品が蒐集展示してあります。
展示物は女性の装身具や香水瓶、おしろい入れから自動車や列車の飾りまで実に多岐にわたります。
先端にガラス飾りをつけた昔のフォード車の写真と飾りガラスの壁のついたオリエント急行の写真を合計3枚お送りいたします。写真の乗用車のラジエーターの止水栓の上を飾ったカーマスコットが半透明のガラスの飾り物でラリックの作品です。



このオリエント急行の車両ではコーヒーや紅茶、ケーキを楽しみながら寛げます。
1929年製の車両でパリとニースの間を1990年まで走っていた車両です。毎月1回はトルコのイスタンブールまで行っていたそうです。
この一輌だけを輸入して船で運んで来たのです。何故、苦労して運んで来たのでしょうか?
その理由はサロンカーの壁ガラスやランプとその傘などの内装品がラリックの美しい作品だからです。

今日は箱根の芦ノ湖とガラスの森美術館とラリック美術館をご紹介しました。箱根に行ったら是非、仙石原の箱根ガラスの森美術館と箱根ラリック美術館も訪れて下さい。ヨーロパ文化の優れた工芸技術に感動すると思います。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。後藤和弘(藤山杜人)
===ルネ・ラリックの紹介===================
ルネ・ラリックは1860年にフランスで生まれ、1945年に死んだ天才的なガラス細工の職人でした。装身具、香水瓶からオリエント急行の壁飾りガラスまで実に多種多様のガラス細工を生涯にわたって作りました。箱根ラリック美術館には彼の一生の工芸品を数多く蒐集して展示してあります。その全てを見て回ると、精緻な細工と美しさに感動します。そして19世紀末のヨーロッパ文化の爛熟と退廃的な雰囲気が身近に感じられるのです。ガレー、ドームのアールヌーボウに共通する感覚です。そして彼の後半の作品はアール・デコなのです。
ルネ・ラリックのガラス細工は優れた工芸品で、それと対照的な物は、箱根彫刻の森にあるヘンリー・ムーア、ザッキン、ブールデル、などなどの彫刻の芸術作品です。
工芸品は美しく作った実用品です。彫刻は実用品ではありません。実用上は何の役にも立たない無駄な存在です。しかし人間に何故か感動を与える存在なのです。

「日本の美しい風景(4)雄大な阿蘇山の美しい風景」

2022年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム
若い頃は時々登山をしました。北アルプスや南アルプスや東北地方の蔵王連山などに登りました。しかし阿蘇山はこれらの山々とは全く違います。抜群に雄大なのです。
特に南北25km、東西18kmにおよぶカルデラは圧倒的です。
そのカルデラを3度ほどバスで横切り、途中下車して火口迄登ったことあります。バスが遥かに広がる緑の草千里に停まり、しばらく草原を散策します。そしてロープウェイで火口へ登ります。一面の深い霧で、すぐ傍に歩いている筈の家内の姿が見えないので驚いたことなど思い出します。
雄大さが忘れられない阿蘇山は曾遊の地なのです。

1番目の写真は阿蘇のカルデラ平地から見た阿蘇山の遠景です。
写真の出典は、http://aso-san.com/highlights/ です。
阿蘇は典型的な二重式の火山です。阿蘇山といえば阿蘇五岳を中心にした中央部の山々を呼ぶことが多いです。しかし広い意味では外輪山や火口原をも含めた呼び名です。外輪山は周囲128kmもあり、世界最大級の火山です。

2番目の写真は阿蘇山の烏帽子岳の側火山として活動した千里ヶ浜火山の火口跡です。中岳火口南の砂千里に対し草の緑の美しいこの火口を草千里または草千里ヶ浜といいます。 写真の出典は、http://aso-san.com/highlights/ です。

3番目の写真は阿蘇山の中岳火口 です。火口へは車道が通じているので、「ハイヒールのままで火口が覗ける」といわれています。規制されていなければ、気軽にエメラルドグリーンの火口を見学することが出来ます。 
写真の出典は、http://aso-san.com/highlights/ です。

4番目の写真は冬の阿蘇山の主峰です。
写真の出典は、http://k-kabegami.com/asofuyu/800.html です。

5番目の写真は広大なカルデラの中にある村々の冬の風景です。
写真の出典は、https://www.photolibrary.jp/img153/6804_776619.html です。

阿蘇山といえば阿蘇五岳を中心にした中央部の山々と外輪山や火口原をも含めた呼び名です。
火口原には約5万人が生活していて、田畑が開け、阿蘇市・高森町・南阿蘇村の3つの自治体があります。
阿蘇山は日本の山で最初に外国の文献に記載され、当時からその名をとどろかせています。
また阿蘇は火の国熊本のシンボルであり、高岳(1,592m)を最高峰に根子岳(1,433m)、中岳(1,506m)、烏帽子岳(1,337m)、杵島岳(1,321m)と連なっている山々を阿蘇五岳と言います。
阿蘇が現在の山容になるまでは古い活動の歴史がありました。10万年前までは阿蘇が現在ある場所には数多くの火山があり、活発な活動をしていました。これらの火山が一斉に噴火活動をし、火山灰や溶岩などを噴出し、この活動が終ると大陥没がおこって今の外輪山の原形が生まれました。
このくぼ地に火口湖ができ、立野付近で断層や侵食がくり返され湖水が流れ出しました。3万年から5万年前に東西方向に並んで阿蘇五岳の山々が噴出したといわれています。

今日は曾遊の地の雄大な阿蘇山の風景写真をお送りしました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「イグナチオ教会の今日の復活節第6主日のミサ の動画配信」

2022年05月22日 | 日記
今日は復活節第6主日(世界広報の日)です。
5月22日朝10時以後でしたらミサの動画配信で何時でもミサにあずかることが出来ます。

イグナチオ教会の今日の復活節第6主日のミサ の動画配信は以下にあります。
https://www.youtube.com/watch?v=UxfX0fxxEuo


なお関口教会からも動画配信があります。

写真は国宝、長崎の大浦天主堂です。

それはそれとして、今日も皆様の平和とご健康をお祈りきたします。後藤和弘(藤山杜人)