後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「5つの湖が静かに並んでいる三方五湖の美しい風景」

2024年05月15日 | 日記・エッセイ・コラム
若い頃から私は湖への憧れがありました。日本の湖はほとんど訪れました。
今日は特に私が美しさに感動した三方五湖の5つの湖をご紹介致します。
三方五湖は、福井県三方郡美浜町と若狭町にまたがってあります。五胡とは三方湖(みかたこ )、水月湖(すいげつこ)、菅湖(すがこ)、久々子湖(くぐしこ)、日向湖(ひるがこ)の5つの湖のことです。
15年ほど以前に車で5湖を丁寧に巡り、その美しさに感動しました。何時ものように妻も一緒でした。
三方五湖それでは五つの湖を順々に説明致します。
三方湖
五湖の中で最も南にあり、唯一の淡水湖です。鰣川、別所川、観音川、山古川、中山川が流入しています。
1980年(昭和55年)に、湖底の堆積物を採取するためのボーリングが三方湖で行われました。採取した堆積物から花粉、珪藻などの微化石、あるいは植物が検出され過去7万年間の記録を保管していることが分かったのです。またボーリング地点から南に1キロほどのところに鳥浜貝塚があることも分かりました。
水月湖
水月湖は三方五湖の中で最大の面積をもつ二重底の湖である。湖水上部(水深0-6m)は淡水、下部(水深7-40m)は硫化水素を含む無酸素の汽水となっている。
水路工事の結果、三方湖からは淡水、久々子湖からは汽水が流れ込むようになり、淡水に比べ重い汽水は湖底に滞留するようになったのです。この状態で湖の表面に強風が吹いても表層の淡水が攪拌されるのみで、湖底の汽水は滞留したままです。
菅湖
五つの湖の中では面積が最小で北西季節風の影響を受けにくい地形になっているので、冬には多数の野鳥が来ます。オジロワシ、オオワシ、カモ類などが観察でき、多くのカモ類の中でトモエガモやオシドリの群れも確認できるのです。野鳥観察舎が設置されていて菅湖とその周辺は福井県特別鳥獣保護地区に指定されています。
日向湖と久々湖
日向湖には流入する河川がなく、日向川によって若狭湾(日本海)とつながっているため五つの湖の中では、もっとも塩分濃度が高い塩水湖です。
日向湖と若狭湾を結ぶ日向橋のたもとでは、毎年1月に「日向の綱引き行事」(水中綱引き)が行われす。疾病退散や豊漁祈願などの意味を持つ神事であり、国の選択無形民俗文化財に選択されています。
日向橋は1994年(平成6年)公開の映画『釣りバカ日誌7』(栗山富夫監督、西田敏行主演)のロケ地となりました。


以上のように5つの湖はそれぞれ特徴があり興味深い湖の郡れです。
三方五湖の美しい風景写真を示します。


1番目の写真は福井県にある三方五湖の美しい風景です。https://rurubu.jp/andmore/article/14147 より転写しました。

2番目の写真は5つの湖の位置関係を示す写真です。https://www.maff.go.jp/j/nousin/kantai/giahs_7/page/hukui-mikata.html より転写しました。

今日は以前に訪問し感動した福井県の三方五湖の美しい風景をご紹介致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

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