星空のあいつ  

2024-03-27 01:45:33 | 青春歌謡
西郷輝彦




星空のあいつは気のいいあいつ
大きな夢をもっていた
男心のひとすじに
生きてゆこうといいながら
星をみつめて泣いていた
 
星空のあいつはすてきなあいつ
きらめく夢をもっていた
流れる星ならつかまえて
キラリかがやくペンダント
おれは作るといったやつ
 
星空のあいつはやさしいあいつ
いつもギターをひいていた
教えてくれたよこのぼくに
胸がちょっぴり痛むとき
 ひとりギターでうたう歌





西郷輝彦の友情は男同士、一対一の対関係の友情。恋愛も含めたこの一対性が西郷輝彦の歌の基本設定です。

しかも、「あいつ」はもういない。一対の相手を失った「ぼく」は一人。けれども「さびしい」とも「かなしい」とも口には出さず、

詞はただ元気だったころの「あいつ」の面影を生き生きと描き出します。
 
「あいつ」は星をみつめて泣く若者。

感情の高ぶりに涙を流すこの純情、この熱さも60年代青春歌謡ならではのものですね。



































































































































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