テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

FADA 115, Zenith 8H034 and Teletone (1940's)

2023-04-02 11:47:56 | ラジオ

今日お預かりした 2~4台目は何れも真空管式スーパーで動作する物としない物が混在している様
だった。   この種のラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い
致します。

通電してみたが最初動作せず調べた結果真空管ソケット部分で接触不良が有った様だった。 電源
が入り特に問題は診られなかったが外付けの電源用ブロック型電解コンデンサをどうするか?

切れていたパイロット・ランプを交換し、ダイアル部分のレンズ(透明カバー)を交換した。

4月3日 電源部の電解コンデンサを交換した。

底面に貼られていた配置図では周波数変換には 12SA7 が使われていることになっているが実際は
ロクタル管が使われていた。

 

 

3台目は Zenith, 8H034 でMW/SW/FM の3バンドのモデルで輸送中に破損して仕舞ったとのお
話だった。

ペーパー・コンデンサの多くは近年のフィルム・コンデンサに交換されていた。

輸送中に壊れて届いたと云う本機の修理の可能性、費用を診てみた。 選局/バンド切り替え
シャフトに大きな力が加わった様で先ずロータリー・スイッチが激しく壊れていた。

ロータリー・スイッチのウェハー部分が激しく割れておりここは残念ながら修復不可能。

ダイアル糸も切れていた。

 

4台目は型番が不明の Teletone の物で電源を入れてもハムしか出ないとのお話だった。

ダイアル部分のデザインから探した結果 Rider's Vol.15に掲載のモデルが近いのでは無いかと想えた。

この時代の物に多く診られる電源の電解コンデンサの劣化が原因かと交換してみたが変化が無くペ
ーパー・コンデンサを全て交換してみたが変化無し。 出力管 50B5 の g1を外してみたがそれでも
変化は無くこの出力管の問題と想われるが残念ながら予備を持っていない。 その後別の問題が見
付かりハムのレベルは可成り低減したが、全く受信には至らなかったが今日は時間切れとなった。

4月3日 朝一で IFT を調べた結果 2'nd IFT の1次側が断線していた。 回路図には記載ミスが多い!

幸い上手く直せた。 ただ検波管用のソケットの5番ピンの処が折れてしまった。

動作を確認した時に電源が入らないことが有り調べたところ裏から見て右端の出力管 50B5 のソケ
ット部分に接触不良が在る様だったのでピンを少し曲げた。 その後連続運転に取り掛かった。

4月6日 ご依頼主に送った物が動作しないとのお話で 50B5 部分のソケット内部の金具の隙間を狭
めて頂いた結果良好に動作し始めたとのお話だった。 製造後70年近くバネ材の状態も大分変わる。

 

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Blaupunkt, VW 用

2023-04-02 11:46:07 | 

 今日の1台目は Blaupunkt の物だが型名は記されて無かった。外部入力ケーブルをご依頼頂い
たので早速取り掛かった。 この種のカーラジオの修理、改造のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

 

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