テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Collins, KWM-2A + 516F-2

2017-12-02 14:20:52 | Weblog

この種の機器の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い
合わせ下さい。

受信感度が低いとのお話だったので劣化していた場合入手に時間が掛かるので先ずは受信感度
に関係する全ての真空管を診てみたが Min.Val.を下回る物は殆ど見られなかった。

バチンと云う音がしたとのことで先ず電解コンデンサの状態を診てみたが問題はみられなかった。

12月10日 感度を診てみたが伺った様可也低い様感じた。 またSメーターの動きも可笑しい。

12月11日 先ずは第一局発用の水晶発振回路の周波数を確認してみた。 1KHz程度ズレて
いる物も診られたが先ずは合格ライン。 しかし最初14.2MHz用の水晶が発振していなかっ
たが一度外し再度ソケットに刺した結果発振する様になった。 ソケット部分での接触不良。

キャリブレーション用の100KHzの水晶を診てみたが30Hz程周波数が高かった。

3.5と7MHzの感度が上がらないものかと先ずはIFの調整を行ったがズレは殆ど診られなか
った。(そう遠く無い日に国内で調整された様見受けられた) 次いでRF段の入出力の調
整に取り組んだ。 結果3.5MHzバンドはドラスティックに感度が増加したが、何故か7M
Hzバンドは若干増加しただけだった。 この理由が何故なのか全く解せない?

12月12日 受信の高周波段の動きが理解出来たので改めて7MHzの調整を行った。 多分
この機種でこれ以上の調整は出来ないのでは無いかと想われる調整を行い、感度は可成り
増加した。 

 

こちらも見た目問題は診られなかった。

コメント
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