夕方受け取り早速通電してみたがAM/FM共機能せず、若干ノイズが出るだけだった。 FMのカ
バレッジの改造依頼を頂いたのだが動作しないことには先に進めない。 この種のカーラジオの
修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合
わせ下さい。
選局機構に若干空転が診られた。 いやはや可也重症と思えた。
診させて頂いた結果AM/FM共機能していなかったことをお伝えしたが、車から外す前はAM/FM
共機能していたとのお話だった。 解せない。 今回の機種 Europa MU は多分1960年代中頃の
物と想われるので当然ながら電解コンデンサは可也劣化していて当然と云える。
2月8日 ゴーサインを頂いたので修理に取り掛かった。 殆ど機能しなかった原因はバンド切替ス
イッチ(上の画像)の接触不良だった。 金メッキが為されているのだが表面の汚れか原因か?
これまでの経験から劣化が考えられる一部の電解コンデンサを交換した。
今回の機種は日本のFMが80MHzからの時代の物だったが可也動作が不安定だった。
今回の機種の場合FMの局発の帰還用コンデンサは特に無く、基板のパターン間の容量で形成
されている(下の画像の赤と青)が、Qが下がったかTr.のhfeの低下か、局発が不安定だった。
パイロット・ランプが切れていたので交換し、回路も改造した。