今日お預かりしたのは神戸工業製の昭和48年製トヨタ セリカ LB に使われているカーラジオ
で先日煙が出て電源が入らなくなったと云うお話の物でした。この種のカーラジオの修理に
付きましてはこちらのホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。
焦げていたのは 0.数オームと想われる捲線抵抗だが不思議なことにこの抵抗には回路が繋
がっておらず(以前誰かが回路を変更した)今回の煙が出た症状とは無関係と想われる。
問題無く機能しており修理のしようが無いが使われているケミコンはそろそろ
交換した方が良い時期になっていることは間違い無い。
8月25日 回路を調べたところ焦げていた抵抗は終段のエミッタバイアス用で可也の電流が
流れたことが想像出来るが終段のトランジスタが熱暴走したことは考え難く想像では露出し
ているコレクタがシャーシに接触したのでは無いかと想えた。 何れにせよ改造を加えたり、
回路をいじった場合にはその旨ご連絡頂かないと必要の無い処で時間を費やすこととなる。