陸前高田を襲った津波は、13メートルの高さに達していたといいます。
もともとこの地は何もない砂浜だったそうですが、1667年に植林がはじまり、その後も
仙台藩や高田住民によって増林され、国の名勝に指定される松林にまでなったのだそうです。
*
その陸前高田の市長は、この大津波でお連れ合いが行方不明になられたまま、
避難者支援の激務をこなしていらっしゃるとテレビで紹介されていました。
*
340年前ゼロから出発し、一本また一本と植林していった松林。
今回は、ただゼロからではなく、大きなマイナスを背負っての出発。
どんなに辛い道か想像を絶するけれど、いつかまた高田の町と松林が復活することを祈ります。
*
マメルリハblog「さくらブック」さんが、
陸前高田に医療スタッフとして志願した看護婦さんの体験記を 紹介してくれていました。
泣いてはいけない使命を背負って惨状に向き合う14回の記録に、ただただ圧倒され、
あふれる涙をどうすることもできませんでした。
多くの方に読んでいただきたいと思い、私もここにアドレスを貼らせていただきます。
http://blog.goo.ne.jp/flower-wing/e/94df7eade75508d8941e7b3c89203f57