青い空に きらりと光る 木蓮のつぼみ。 着々と 春の準備をしています。
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友達が、山形の天童温泉に ご夫婦水入らずの二人旅。
子ども達が巣立って、そういう時間を大事にしてるって いいなあ。
「今度の新しい教科書 なんだか受験に不利みたいなんだ」 という友達の言葉にひっかかって、勉強会にいってみました。
横浜市内18区中8区の中学で、この春から 歴史教科書が変わるそうです。
その名も「日本人の歴史教科書」 ・・・日本人の? ふーん ちょっと変わってますね
見たところ、大きさも厚さも ぐっと割り増し ・・・カバンが ますます膨れちゃうね
活字は小さい。斜体だったり、バックに色がついていたり ・・・読みにくいんじゃないかな
中身は、どんな点が新しいかというと
これまで、ほぼ200人前後だった登場人物が 約400人に増員! ・・・こりゃ すごい!
記述をみてみると
「日本の連合艦隊は、~ 世界の海戦史に残る驚異的な勝利をおさめた。」
「日露戦争は、~有色人種の国日本が、当時、世界最大の陸軍大国だった白人帝国ロシアに勝った~」
・・・ん?客観的事実というより、主観的読み物というかんじ。これが うわさに聞いていた戦争美化?
2時間あまりの勉強会でしたが、友達が「受験に不利」といっていたのが、分かるような気がしました。現場の先生方も、ずいぶん頭をいためることになるんでしょう。
そういえば、教科書の選び方も、これまでと違って、現場の先生方の意見は反映せず、教育委員だけで決めたとのこと。それに歴史の教科書を選ぶときだけ、無記名の投票だったそうです。
・・・現場の意見聞かなくて、子どもにあった教科書なのかな? 無記名というのも、なんでなんだろう。
勉強会からの帰り道、空を見れば 雲のかかった どよーんとした月
君は誰? ぼくと同じ色してる。 かじっちゃお
そこへ、娘登場。
「こらっ そらっ! それ、友達とお揃の ご当地スティッチなんだからねっ」
目をレモン型にして齧ろうとした矢先、止められてしまった そら なのでした。
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