そらの目覚ましい復調に助けられています。
以前、上の娘の結婚前に立てなくなった そらだけど、
今回は下の娘の引っ越し前。んん
そらの あの死んじゃうんじゃないかってくらいの体調不良は、
家族が巣立っていくのが悲しいからなの? なんだかそんな気がします。
*
それにしても若者の独立って、思いのほかお金のかかるものですねえ!
転勤に伴い、いよいよ新居に移り住むことになった娘。
必要最低限の家電や家具、日用品にかかる費用は仕方ないとして、
賃貸物件の初期費用がことのほかかさみ、びっくりです。
私が社会人になって一人住まいのアパートを借りた時は、
礼金ひと月分、敷金ひと月ないしふた月分ずつというのが一般的だった時代。
今はほとんど敷金礼金なしで、これはラッキーと思っていたらさにあらず。
「退去時のクリーニング代の前払い」「害虫駆除代」「鍵交換代」…
これでまず家賃1か月分になり、さらに「24時間サポートサービス」「自治会費」
加えて「保証人代行システム代(初回が家賃一か月分で、毎年プラス1万円)」
これはいったい何なんだ???
不動産屋さんいわく、「今どきは親御さんがどんなにお堅いお仕事でも
身元保証には保証人代行会社を使うオーナーが多いんです」ですと。
つまり親の身元保証は信用できない時代ってことなんでしょうかねえ。
結局娘は、家賃をふくめ初期費用だけでまるまる三か月分以上払うことになりました。
敷金なら退去するとき返ってくるのにね。なんだかとってもかわいそう。
引っ越し代と家賃の半分を会社が負担してくれるのが、せめてものお慰み。
*
それにしても身内が身元保証人になれない社会って、なんだか寂しい気がします。
ただでも非正規雇用で不安定だったり、奨学金の返済があったり、
厳しい環境にいる若者ものたち。味方になる保証人システムなら歓迎だけど、
あの手この手で重荷がかかるようなことにならないようにと思います。