皆さま、新年明けましておめでとうございます。
昨日は沢山の人と「良いお年を」とあいさつしました。
「良いお年を」という言葉の意味は、私は「新年、良いスタートをきってくださいね」という意味だととらえています。
さあ、どんなスタートを切ろうか。一年の初めの1日ですから、この1年にふさわしい1日にしたい。
この1年を象徴するようなスタートを切りたいと思っています。
さて、元日に初日の出を見に行く方も多いのではないでしょうか。
私の山仲間は、山で初日の出を見る方もいると思います。
特に冬山で日が昇ってくるということは、本当にありがたいことです。生き返った気持ちがします。
神様は、この地上で一番高いところに太陽をおいてくださった。
私たちは、いつもそこに太陽があることを知っています。
どんな凍てついた冬の夜でも、朝になれば太陽が地平線から登ってくることを知っています。
しかし、雲に覆われた朝には太陽が姿を現しません。
こういう1日は、特に冬山では辛いものです。
でも、私たちは、雲の上にいつでも太陽があることを知っています。
これは希望です。
人生の中でも、いつでも太陽は私たちと共にあるのに、雲に隠されているときがあります。
辛いときです。
しかし、そんなときでも、雲の上には太陽があることを忘れてはいけません。
雲は、神様が与えてくれた試練なのか、自分で発している雲なのか。
どちらにしても、この雲を取り除くことが大切です。
雲のために絶望することはありません。
だって、雲の上には必ず太陽があるのですから。
良い1年を過ごしましょう。たとえ辛いことがあっても、太陽のような神様は、いつもあなたと一緒にいてくださいます。
姿は見えなくても。