学校法人「森友学園」が運営する塚本幼稚園(大阪市淀川区)を巡る補助金詐欺事件で、学園が2011~15年度、障害のある園児の支援担当として大阪府に届けた教職員延べ90人のうち、52人は同園で勤務実態がないことが分かった。教職員を配置したように見せかけるため、系列保育園の保育士らの名義を悪用した疑いがある。大阪地検特捜部は前理事長の籠池泰典容疑者(64)らが不正を認識していたとみて追及する。
籠池容疑者と妻諄子(じゅんこ)容疑者(60)は11~16年度、府に虚偽の書類を提出して、専任教員数や障害のある園児数に応じた補助金約9200万円をだまし取った詐欺などの疑いで再逮捕された。
府によると、障害児の数に応じた補助金(年額1人当たり上限約78万円)の受給には、担任以外の教職員を園児のサポートに当てるなど手厚い支援が必要。補助金申請時には支援を担当する教職員リストの提出が義務付けられている。
関係者によると、学園は支援担当の教職員について、11年度19人▽12年度22人▽13年度20人▽14年度20人▽15年度9人--の延べ90人を届け出た。
しかし、府が今年3月以降に検査した結果、延べ90人中52人は園から給料が支払われた形跡がなく、勤務実態が確認できなかった。
学園の内部資料によると、この52人の大半は系列保育園の保育士や事務員、看護師らだった。特捜部は教職員や保護者らへの聴取を重ねた結果、学園が11~16年度に障害のある園児として申請した延べ119人分は補助金の要件を満たす支援をしておらず、保護者の同意も得ていなかったと判断。全てが架空請求だったとみている。
一方、学園系列の開成幼稚園(大阪市住之江区、休園中)でも12~13年度、延べ21人の教職員が支援担当と記載されたが、13人は勤務実態が確認できなかった。特捜部は既にこの幼稚園の関係者からも事情を聴き、調べを進めている。
@策士策に溺れるとは言うが、詐欺師詐欺に溺れるとは、正に籠池の事。一家そろって詐欺師とは、中々のものだが、一般的な日本人にはない家庭環境と言えます。
籠池容疑者と妻諄子(じゅんこ)容疑者(60)は11~16年度、府に虚偽の書類を提出して、専任教員数や障害のある園児数に応じた補助金約9200万円をだまし取った詐欺などの疑いで再逮捕された。
府によると、障害児の数に応じた補助金(年額1人当たり上限約78万円)の受給には、担任以外の教職員を園児のサポートに当てるなど手厚い支援が必要。補助金申請時には支援を担当する教職員リストの提出が義務付けられている。
関係者によると、学園は支援担当の教職員について、11年度19人▽12年度22人▽13年度20人▽14年度20人▽15年度9人--の延べ90人を届け出た。
しかし、府が今年3月以降に検査した結果、延べ90人中52人は園から給料が支払われた形跡がなく、勤務実態が確認できなかった。
学園の内部資料によると、この52人の大半は系列保育園の保育士や事務員、看護師らだった。特捜部は教職員や保護者らへの聴取を重ねた結果、学園が11~16年度に障害のある園児として申請した延べ119人分は補助金の要件を満たす支援をしておらず、保護者の同意も得ていなかったと判断。全てが架空請求だったとみている。
一方、学園系列の開成幼稚園(大阪市住之江区、休園中)でも12~13年度、延べ21人の教職員が支援担当と記載されたが、13人は勤務実態が確認できなかった。特捜部は既にこの幼稚園の関係者からも事情を聴き、調べを進めている。
@策士策に溺れるとは言うが、詐欺師詐欺に溺れるとは、正に籠池の事。一家そろって詐欺師とは、中々のものだが、一般的な日本人にはない家庭環境と言えます。