餌をあげているというご年配の女性からお電話がありました。
どうしても聞きたいことがありますとのことです。
ご相談の内容は、庭先にいたら男性に(たぶん近所の方だと思います)
怒り口調で言葉を投げつけられたそうです。
やっぱりここで猫に餌をあげてるんだな!
浜松市は餌をあげちゃいけない決まりがあるんだぞ!
それで、この方はその内容が事実なのかを知りたくて
連絡をくださったというわけです。
餌をあげる行為そのものを取り締まる法律はありませんが
餌をあげることで、猫を増やしてしまったり、糞尿の被害が起きたり
発情の声で悩む近隣の方もいらっしゃると思います。
搬入搬送のお手伝いはするから、手術をしませんかと伝えました。
そんな面倒なことをしなきゃならなくて、
年金生活の自分が、手術の代金出さなきゃならないなら
もうすっぱり餌なんてあげませんよ!
今度はその方が半分キレ気味で、餌をやめる発言です。
寒波も来るし、寒さと飢えでは気の毒だし
何とかがんばりませんかと言う言葉をさえぎって
猫の顔だってろくに見てないし、餌を置いておくと
朝には勝手に無くなってて、かわいそうだから施してたのに
なんだって周囲からわたしが責められるんだか・・・。
いいことして怒られるんなら馬鹿馬鹿しい!
で、電話をきられてしまいました。
一方的な話でしたが、この電話の主の餌をあてにしていた猫たちが
気がかりです。
どこかに分散していくのかもしれません。
どこにもあてが無ければ、行く末は見えています。
餌だけあげるのは、当然NGですが
今までかわいそうでご飯をあげていたのなら、なんとか手術する方向で
がんばろうとは思ってくれないのかと悲しくなります。
こういう話は今に限ったことではありませんが
大寒波の予報が出ている今は、どうにも胸が苦しくなります。
きちんとした考え方が、猫好きな人にも嫌いな人にも
定着する世の中になってもらいたいです。