リーナちゃんは昨年6月10日
浜松市動物愛護教育センターから連れて帰ってきた女の子です。
当時が生後1か月半くらい、515グラムでした。
逆算するとGWに入るころに生まれたことになります。
肛門から赤く腸が出ていて、つまり脱腸していて
下肢は両方ともに奇形
生まれつきなのか、生後間もなくの事故か何かで歪んでいました。
骨盤も狭窄気味
いつなんどき何かが起きても不思議の無い子でしたが
おかげさまで他の子猫たちに混じって元気に順調に育ってくれました。
身体は不自由でしたが、彼女は性格も良く
大人猫たちにも気に入られ、他の子猫たち、とくに病気や臆病な子たちに大人気で
みんなリーナちゃんが大好きでした。
でも、みんなは順次猫部屋を卒業していきます。
春生まれの同期たちもいなくなり、夏のミルク飲みたちもいなくなり・・・秋の後輩も
冬場まで残っていた風邪ひきチームも元気になって旅立っていきました。
会にとっては当たり前で喜ばしいことですが、リーナちゃんにしてみれば
どれほど淋しかったことか・・・。
わかってはいたのですが、だからと言って相棒を残すことはできません。
と、そのリーナちゃんについにこの子がいいと言ってくださる希望者さんが現れたのです。
まさかと驚きましたが、お見合いしてステイの約束までできました。
リーナちゃんの下半身の様子も見ていただき、脱腸を自分で入れることもやってみますとおっしゃっていただけたのです。
もちろん心配はつきませんが、多頭のわたしのところにいるよりも
リーナちゃんの本当の家族が見つかるのなら、こんなに嬉しいことはありません。
いよいよステイに・・・の前に、いま一度しっかり検査をしておきたかったのと
先生にもご報告をと思って受診したのです。
すると、あまりよくない結果を告げられました。
でも、確定するためにさらに踏み込んで血液のたんぱく分画検査をしていただきました。
今日受診して、なんとリーナちゃんがFIP(猫伝染性腹膜炎)のドライタイプだということがわかりました。
その場ですぐに、インターキャットをうっていただき
ステロイドの投与をして様子をみていこうと先生とお話しました。
FIPは助かることが少ない病ではありますが
わが家のチュモも同病を確定診断されました。
2013年のことですが、それからもう4年近く生きています。
↑ ↑ ↑
リーナちゃんの奥に写っているのがチュモです。
まれなケースとは言われていますが・・・絶対ダメなわけじゃないですから
何とか頑張ってほしいと思います。
不自由な体でがんばってきたのに、ここまできてこの病とはあまりにも悔しいですが
リーナちゃんが少しでも居心地がいいようにサポートしてあげたいと思います。
リーナちゃんは今後わが家でずっとお世話をしていきますが、それでも今回
リーナちゃんを気に入ってくださる方がいたことが、嬉しくて励みになりますしありがたかったです。
浜松市動物愛護教育センターから連れて帰ってきた女の子です。
当時が生後1か月半くらい、515グラムでした。
逆算するとGWに入るころに生まれたことになります。
肛門から赤く腸が出ていて、つまり脱腸していて
下肢は両方ともに奇形
生まれつきなのか、生後間もなくの事故か何かで歪んでいました。
骨盤も狭窄気味
いつなんどき何かが起きても不思議の無い子でしたが
おかげさまで他の子猫たちに混じって元気に順調に育ってくれました。
身体は不自由でしたが、彼女は性格も良く
大人猫たちにも気に入られ、他の子猫たち、とくに病気や臆病な子たちに大人気で
みんなリーナちゃんが大好きでした。
でも、みんなは順次猫部屋を卒業していきます。
春生まれの同期たちもいなくなり、夏のミルク飲みたちもいなくなり・・・秋の後輩も
冬場まで残っていた風邪ひきチームも元気になって旅立っていきました。
会にとっては当たり前で喜ばしいことですが、リーナちゃんにしてみれば
どれほど淋しかったことか・・・。
わかってはいたのですが、だからと言って相棒を残すことはできません。
と、そのリーナちゃんについにこの子がいいと言ってくださる希望者さんが現れたのです。
まさかと驚きましたが、お見合いしてステイの約束までできました。
リーナちゃんの下半身の様子も見ていただき、脱腸を自分で入れることもやってみますとおっしゃっていただけたのです。
もちろん心配はつきませんが、多頭のわたしのところにいるよりも
リーナちゃんの本当の家族が見つかるのなら、こんなに嬉しいことはありません。
いよいよステイに・・・の前に、いま一度しっかり検査をしておきたかったのと
先生にもご報告をと思って受診したのです。
すると、あまりよくない結果を告げられました。
でも、確定するためにさらに踏み込んで血液のたんぱく分画検査をしていただきました。
今日受診して、なんとリーナちゃんがFIP(猫伝染性腹膜炎)のドライタイプだということがわかりました。
その場ですぐに、インターキャットをうっていただき
ステロイドの投与をして様子をみていこうと先生とお話しました。
FIPは助かることが少ない病ではありますが
わが家のチュモも同病を確定診断されました。
2013年のことですが、それからもう4年近く生きています。
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リーナちゃんの奥に写っているのがチュモです。
まれなケースとは言われていますが・・・絶対ダメなわけじゃないですから
何とか頑張ってほしいと思います。
不自由な体でがんばってきたのに、ここまできてこの病とはあまりにも悔しいですが
リーナちゃんが少しでも居心地がいいようにサポートしてあげたいと思います。
リーナちゃんは今後わが家でずっとお世話をしていきますが、それでも今回
リーナちゃんを気に入ってくださる方がいたことが、嬉しくて励みになりますしありがたかったです。