怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツ人南米移住者の二世

2014年05月25日 | 何カテゴリーにしようかぁ
           
いつもの集まり。私は寿司飯のおにぎり持参。
 
一人が飼い犬を連れてきた。私は小型犬が余り好きでない。が、仲良くなるとやっぱりかわいいな。
 
カメラを近づけて、頭部を大きく撮影したら・・・

え。ブサッ。飼い主に見せたら笑っていた。
彼女が飼い主。
飼い主とその飼い犬は顔が似る、と言われることがあるが、そのとおりだと思った。もちろん、不細工に撮れたのじゃあなくてね!

この飼い主はブラジル人。両親がドイツからブラジルに移民し、彼らの移住先で彼女は生まれ育った。
家庭の言葉はドイツ語だが、学校や職場ではポルトガル語だった。「どちらが母語ですか」と尋ねるとポルトガル語のほうが流暢と、答えていた。「母語」を尋ねるのは無意味だったな、どの言語で思考していますか、とか尋ねたほうがいいのかな。すでにドイツ生活も長い彼女。「ドイツ語はこちらで上手くなった」とも説明。
さて、私のおにぎりを褒めた後に、彼女はサンパウロの魅力について絶賛し始めた。サンパウロは日本人移住者や日系企業など多くの日本人が根付いて暮している大きな街だ。
「あの、黒い豆を甘く煮て丸くしたのが大好きだった」と。
おはぎ?饅頭?きんつば?いずれにしても小豆餡のお菓子だろう。
「ここの生活よりサンパウロの方が私には合うかもしれません」と彼女に答えておいた。
彼女の母国を褒めたつもり。