希望屋 ~ren_ka ci=set~

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ドラマ版 魔法先生 ネギま! 第7話

2007年11月20日 21時36分25秒 | └ドラマ ネギま!
最近、生活時間帯を変えた所為で、視聴予定の番組をかなり観わすれているren.です。

「キューティーハニー」はミキ登場以来観てないし、「相棒」なんて2話以降の放送をすっかり忘れていたし、「モップガール」を1話見逃しているのを2週間後に思い出したし(w

そんなわけで、ドラネギもここ2回分の録画に失敗しています。
あぁ……せっかく全話保存しようと思っていたのに……。
まあ、ニコニコしてますけど。


第7話 サン・ポ・テクテク
いやはや、今回はなかなか挑戦的な一本でした。
おかげでかなり、レビュアーの意見も割れていたようですね。

私が見回ったところ、放送後早くに感想を上げる方ほど否定的で、2日くらい時間を置いている方ほど肯定的に感じました。
悩み熟考して、納得したということなのでしょうか(w

もう一つの傾向としては、大手のレビューサイトさん、「ネギま!」サイトさんほど、比較的否定的なようでした。
そういう方々は、そろそろ「"ネギま!"だから観る」という視聴姿勢では限界なのではないでしょうか?

おそらく5話までで、多くの熱心な「ネギま!」ファンは振り落とされているはずです(w
つまり、残されているのは、ドラネギを楽しむ覚悟のある人たち。
ならばそろそろ、ドラマスタッフや出演者達が、ドラネギとしての本領を発揮し始めるのは当然です。

いうなれば、これからがドラネギの本番、でしょう。


今回の一番の驚きは、まず、さんぽ部しか出ていないことでしょう。
主人公たるネギも、ヒロイン(?)たる明日菜も出ないという、なかなかに思い切った脚本。

原作でも13時間目ぐらいしか登場していないさんぽ部。
幼げな二人と、忍者が一人という、妙な取り合わせの不思議な部活(?)。
ドラネギではその実態に迫りった!……と言った所でしょうか。

ただ遊んでいるようでも、そこには彼女達の純粋さが見て取れます。
"物心の声"のようなものを、馬鹿にするようになったのは、何歳くらいになってからでしょうか。
昔は私も、見えないものや聞こえないものを感じていた時があった……はずです(w


ノスタルジーを感じさせる画面作りは、大林宣彦の映画を感じさせます。
彼の作品も、思春期の少年少女を郷愁的にに表現する作風でした。

各所で「手抜き」といわれてしまったフォトコラージュ風の表現は、いまだとCGで作れるとはいえ、今までのドラネギの中では、間違いなく一番手間のかかっているカットでした。

ちなみに、竹本泉の「ねこめ~わく」の単行本の表紙では、昔からこの技法が使われており、主婦と生活社から最初に出た1巻では、実際にケント紙に描いた絵を切り取り、ジオラマのようにしてカメラで撮影されていました。
  
百合子にピントが合って、手前のシマちゃんや、奥のヘンリヒとクロちゃんがピンボケになっているのが分かるでしょうか。
降格・標準レンズでは無理ですが、望遠レンズだと、こういうことができるんですよ。


閑話休題


そんな、どこか虚構の世界の出来事が、最後の楓の言葉によって現実に引き戻される
そんな物悲しさが、今回のお話の根底にはありました。

そこが、今回がこんな形式だった意図なのではないでしょうか。
もちろん、これは私の勝手な予測ですけれど。

漫画やアニメでは表現できない現実感が実写の武器なのだとしたら、魔法使いや忍者、吸血鬼にアンドロイド、そのほかたくさんの漫画的キャラクター達に、どんな現実味を与えていくのか。
そこがドラネギの表現としての見所だと感じました。

まあ……そこが原作漫画やアニメ寄りの人には受け入れられない要因なのかもしれませんけどね(w
実写特撮作品の楽しさは、その虚構と現実のない混ぜさなのですが。


ともかく、今回はドラネギにとって重要な回であったことは間違いないでしょう。
私個人としては、ただただ感服の極み。



さてさて、毎度同時レビューの「かわいいジェニー」。
もちろんニコニコしました。

今回の脚本家は川端信也さん。
どうやらアニメ「英国戀物語 エマ」や「美鳥の日々」などの脚本を手がけた方のようです。すみません、両方とも未見です。
今までの面々に比べると、おとなしめなお話?……に感じるのは、すでに麻痺しているんだろうなぁ(w


ここ最近、ジェニー=野川さんは、ちょいと叫びすぎではなかろうか(w
また、アキラ=小林と、なでしこ=桑谷のアドリブであろうガヤ芸が利き所になっています。
今回はBパート16話には、シスターB=モモーイは登場しなかったなぁ。

モモーイといえば、ニコニコ動画にこんなものが、桃井はるこさん自身の手によってアップされていました。
いやはや、やはり彼女は天才ですな。
D's Garage21の頃は、おもろいおねーちゃん程度にしか思っていませんでした、ごめんなさい(w
ちなみに彼女のサイトがダグ手打ちというのは有名。


なお、Yahoo!動画では、放送的にも教育的にもメーカー的にも問題な第9話「「エンジェル解散?」と、特撮の真骨頂なメカ登場の第10話「大空のジェニー」が公開中。
ぜひぜひ、あなたも伝説を目にしてください。

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