希望屋 ~ren_ka ci=set~

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ドラマ版 魔法先生 ネギま! 第4話

2007年10月30日 20時46分25秒 | └ドラマ ネギま!
昨夜の「伊集院光の深夜の馬鹿力」は、久々の真っ黒伊集院で、大爆笑した反面、ちょっと引いたren.です(w

まあ、自分が好きなものが変わってしまったことに対して、複雑な気持ちになる心境は、かなり同情できますけれどねぇ。

でも、多くの道民を敵に回したのは間違いないだろうな(w



第4話 コイ・スル・オトメ
始まったとたんに百合百合しくて、思わず悶えました(w
ま、このせつ話じゃしかたがないか。
個人的にコテコテの百合話は苦手なのですが、これに限ってはさわやかに感じましたよ。


今回の泣き番は刹那。
血化粧とは、なんともマニアックなシーンです(を

この回想シーンに登場した金平糖は白一色でしたが、現在のこのかが落とした金平糖は色付き
この変化には「成長」や「穢れ」といった比喩が含まれていると、私は感じました。だとすればこの演出は、なかなかに深いと思いますが、どうでしょうか。

ほかに、図書館組の会話シーンで足元だけを映すのと、終盤のこのかと刹那の会話シーンで目を映さないのが、どちらも本心を隠すという演出意図があったと思われます。
その2つのシーンの微妙な差異に、これまた深みを感じました。
……考えすぎ?(w



さて、北海道は放送が遅いため、すでに放送された地域の方々のレビューを拝見することが出来ました。
そこで見られた意見に、"演技がうまくなってきている"というものが多くありました。

これ、特撮ファンからすると、当たり前の現象なんですよね(w


近年の特撮番組では、ファッションモデル上がりの俳優・女優が多いので、そもそもの演技力が不足しているという問題があります。
仮面ライタークウガ」の葛山信吾ジュノンボーイ俳優の走りでしょうかね。

そうした素人俳優(失礼な言い方ですが)が、番組の中で成長していくのを温かく見守るのも、最近の特撮ファンの楽しみの一つといえます。
一昔前は"ジャリ番(子供向け番組の蔑称)"と蔑まされ、"俳優の流刑地"とも呼ばれた特撮番組に出演してくれる俳優さんは、特撮ファンにとって大切でありがた~い存在なのです(w


また、劇場映画ならば事前に長くの準備期間が用意され、役作りや出演者・スタッフ同士のディスカッションも出来るのですが、たいていのTV特撮はそうした時間がほとんどなく、オーディションから即撮影ということも少なくありません。

そのため、自分の演じるキャラクターを理解し、自分なりに咀嚼するのは、撮影中のリアルタイムということになります。
監督や演出家など(特撮によっては、変身後の自分を演じてくれるスーツアクター)と、演技と演出の意図をすり合わせるのも、現場ということがほとんどのようです。


こうしたことから、初回より2回目、2回目よりも3回目と、ドラマの早い回のうちに熟練していくという速成栽培現象が発生するのです。
……逆にいえば、初期の頃は惨憺たる状態のことが多いということなのですが(w

そんな中、早いうちからキャラを掴んでいる人には注目が集まります。
「ドラネギ」でいえば、いいんちょ役のおおつか麗衣さんは、その一人ではないでしょうか。今回、教室でネギに詰め寄る際、出席簿をそっと脇にどかしているところ辺り、すばらしい演技・演出だなと感心しました。

恐らく出演側も演出側もキャラクターを理解するために、原作コミックや2作あるアニメを参考にしていると思われますが、「ドラネギ」は「ドラネギ」ですから、独自の解釈でキャラクターを作り上げて欲しいなと、私は思います。

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