希望屋 ~ren_ka ci=set~

twitterは @renka76139925 です。

シューティングゲームサイド vol.04

2012年02月08日 21時09分59秒 | ▼マンガ・本

また各地で大雪のようですね。
どうも、ren.です。
札幌近郊でもJRの列車が乗客を載せたまま7時間以上立ち往生するほどの大雪だったようですが、我が家近辺はほとんど積もっていません。
そう遠くない距離なんですがね。

シューティングゲームサイド vol.04
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/93/91f018a967afee916002e6bce9e0c73b.jpg?random=9dd9a0c93572b131e6da3ae8f3f9f505

今は無きSTGの最高峰メーカー・東亜プラン特集ということで、表紙は「究極タイガー」。
裏表紙は「TATSUJIN」で、アオリ文の「ボンバー抱えて男子会」で笑っちゃったよ。
それにしても、この特集はほとんどが箭本進一の筆によるものですね。
ものすごい文章量だ。

私は東亜プラン時代は、近場にゲームセンターも無く、せいぜいメガドライブ版を遊ぶ程度でした。
MDの音源の具合もあり、とても鉄臭さに硬派さを感じたものです。
「V・Ⅴ」は欲しかったんだけど、どこにも売ってなくて手に入らず、後年、友人に遊ばせてもらったのですが、淡い色使いに驚いた記憶があります。
「BATSUGUN」はSS版で持っていますが、当時はブタさんの発生条件がさっぱりわからなかったっけ(w

元東亜所属の上村建也さんのインタビューと、「シューティング考現学」がリンクしています。
「考現学」は「弾幕STGの功罪」という題材なのですが、上記のリンクのため「筐体の(家庭用テレビの)モニターの角度が与えたSTGの環境変化」に強く目が引かれます。
曰く、「テーブル筐体は俯瞰視点のため人間の本能レベルでSTGに向いていた」「アップライト筐体では上下という人間の視覚に向かない視点になり、またモニターが大型化したことで全体を見通しづらくなった」。

なるほど、確かに一理あるかもしれません。
アップライト筐体だと、画面上部に移動するボスとの戦いなどでは、弾幕の輻射点と自機の位置のどちらをも見通すというのは難しく、ひたすら自機の周囲を見つめて飛んでくる弾を避け、ショットは垂れ流しで当てるということが多いですものね。
家庭のテレビだと縦比率が短いためそう感じることも少ないのですが、画面の周囲にあるボムストックなどの情報を見ているうちに戦場への集中力が無くなり、凡ミスするということがままあります。
最近は自室のテレビも大きいため、STG以外でも画面情報を見るのに目だけでなく首を動かすことを自覚することもあります。

もともとの題材である「弾幕偏重によるライト層の敬遠」は、結果論だと思いますけどね、私は。
多分、超速弾主流のままSTGが進化していても、ハードやソフトの発展によって、弾は多くなっていったと思うし。
敵弾の輻射方や、その回避テクニック自体は、すでにその頃に確立されたものですしね。

結局、STG以外のゲームの方が、キャラやシステム的にキャッチーな物になったというだけな気もする。
そしてシューターは萌えキャラやマルチプレイよりも、ストイックでマゾヒスティックな弾幕の方に魅力を感じすぎたのだと(w
まあ、最近はまた、STGの多ジャンル化も始まったように感じますし、今後に期待ですね。

第2特集は、「鋼鉄帝国」キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!
私もSTGファンでスチームパンカーなメガドライバーの私は、勿論繰り返し遊んで、いまだに持ち続けているソフトの一本ですよ。
ここまで真剣にスチームパンクを描いたゲームって、多ジャンルも含めて、いまだになかなかないんじゃないかと思います。
スチームパンク風なメカニックなら、FFなど有名作品でもよくみますが、空ぁ飛んで弾ぁ吐く風車が出るはこのゲームくらいだろう(w

嬉しいことに開発者の佐ぶさんのロングインタビュー付き!
ありがとう、恋パラ支部長さん!
しかも、当時の開発資料の一部も公開!……かなりざっくりした絵でびっくりした(w

にしても、1面の何気ない背景が、MD特有の機能で描かれていたとはなぁ。
3面の飛行潜水艦との戦闘が始まると、画面左端が常に欠けるようになるのも、その所為なのかしら。
あと、この飛行潜水艦のンジンがンジンに見えるのは、駄洒落なんだろうか(w
幻のアーケード版や、正統続編もいいけど、この世界感による別ジャンルゲームもみてみたいな。

「ゲーム音楽家インタビュー」は葉山のアニキ。
私は「超兄貴」以前の「改造町人シュビビンマン1&2」から、「'99 超兄貴伝説」までは、全てのCD、VHSを買ってましたよ。
兄貴ミュージックもいいけど、個人的には「グランチェイサー」が好き。
ゲーム自体はマシンデザインがシド・ミードなのが魅力……なだけだったけど(w
「ラッキー・ラッパー・パーティー」は今でも、カラオケでよく歌います。

「パソコンSTGマガジン」は「スタークルーザー」。
これもMD版で遊んだなぁ。
確かに、大半がランドクルーザーによる進行でタイトルに偽りありだったけれど、あのグラフィックと描画速度で3次元戦闘したら大変なことになるだろうし、しかたがないよね。
記憶に深いのは、たまり場のレストラン「だいせきはん(場所が木星なので"大赤斑"なのだと気付くのに、数日かかった)と、迷路にいる巨大な人(描写上しかたがないにしても、ランドクルーザーよりでかく見える)。
ただ、終盤で必ずフリーズする現象が発生して、クリアできなかったんだよなぁ……。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする