バオちゃん

レッスン前のお喋りのヒトコマ。


「せんせいはね、髪の毛は～Great

服もGreat

でも顔は・・・・」


私「顔は？」


「顔は～OK」
アメリカ人がするように、手をブラブラさせて。


私「なんだそれ、失礼ぶっこいちゃうわね」


「え～だってねえ

髪の毛は～Nice

服装も～Nice

顔は～～OK」


私「まだ言うかっ。失礼だわよ」


「え～　だってねえ

髪の毛は～Good job

服も～Good

顔は～


顔は～OK」



え～　だってねえ

の意味が全くわかりません。

国際交流の広がり

「せんせ～　あのね、うちにホームステイした○○から
メールきたよ～」

嬉しそうに報告してくれる生徒が何人もいました。


その笑顔にこちらまでとっても幸せな気持ちになります。

海を越えた地にお友達ができたのですものね。

とっても嬉しく、誇らしい気持ちになりますよね。


私がまだ小さかった頃、雑誌の広告で

「ペンフレンドを紹介します！」というものがたくさんありました。


外国に友達ができたらすごいな。


と思い、中学生になった頃、思わずその会社を通して
オーストラリアの高校生を紹介してもらい、


お手本や辞書と首っ引きで一生懸命手紙を制作し、投函しました。


首をなが～くして待っていると、約３か月以上経ってから
お返事がきました。


家の郵便ポストに入っていたエアメール。

あのときのドキドキ感を今でも覚えていますよ。


しかし、お返事には

「いきなり知らない日本人から手紙がきたのでびっくりした」


と書いてあったので、



さっと興ざめしてしまったのです。


手紙には、「でも嬉しかったから、手紙をまたちょうだい」などと
続いていたのではありますが、


「な～んだ、この紹介会社、勝手に現地の学生の情報を手に入れて、
それを日本人に売りつけていたんだな。私は向こうも日本人とペンパルに
なりたい人を募集して、そういう人を紹介してくれていたと思っていた
けど、そんなんじゃないんだな


汚いな、大人って」


ああ、世間の泥や手垢に傷ついたいたいけな少女。



そしてすっかり興ざめをした私は、返事を書くこともなく、
そのうちその手紙さえ無くしてしまい、


果てには英語が嫌いな人生


を始めてしまうのです。



ああ、大人って大人って。



グアムの子たちから来たお礼のメール。


リーチアウト生がどんなにワクワクして受け取ったか、
想像がつきます。


でもご安心を。


リーチアウトは汚い大人ではありませんことよ。

このまま交流が続くように、バックアップしますことよ。

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