頬を切る風の冷たさにたじろぎながら
凍てつく水たまりに目をやると
ひび割れた氷の中に見えない明日がある
振り向くことなく、明日に向かってゆく
私が、そこには いるのだろうか
雪の日 まばゆいばかりの 光の中で
空を仰いで 雪と同じく 無になった
無の中から 有 を 見つめるもう一人の
私が、そこに・・・
今日の寒さが、そうするのか、
自分の好きな寒さに 感情が同化するのかわかりませんが
言葉が、朝から、渦巻いて、わたしを 放しません
感情が、言葉が、頭に響いて聞こえる気が・・・
突然、そして、普通に、日常のなかで
そう言う時があるのです
そんなときは、そっと、耳を傾けて
言葉あそびを するのです
自分に、
見えないはずの その人に、
気配だけのあの人にも
そう、こころを 軽くして・・・
いつもと、一緒だけれど、
一緒じゃない、のんちゃんが、時々現れることに
驚きを隠せない あなた
そう、落ち着いてね
これも、のんちゃんですから
では、また