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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 4905-4908

2023年06月30日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



4905
カボチャが小さな実を付けていた
黄色くなって枯れていくものもあり
日毎に大きくなっていくものもある



4906
人間世界にずいぶんなじんできたから
カボチャが小さな実を付け育っていく
のをふしぎに思わない場所にいる



4907
そんな場所から眺めていても
〈ふしぎだなあ〉
と止めようもなく言葉が湧いてくる



4908
人の世界と大自然とに
またがると
いつもの自然な光景がゆらゆらしてくる


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