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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 3826-3829

2022年09月24日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



3826
無意味の秋 「無意味の秋」か
人間界のはずれ
きみは中空を見つめてばかりいるね



3827
意味は人間界のはずれで
有意味も無意味も
粉々に崩れ始める こぎみいいかい?



3828
透明でひんやりした
心の手が
圏外の中空に差し出されているね



3829
あれもよしそれもよし
かなしい煩悩具足の輩(ともがら)よ
歎異鈔の親鸞の言葉が響いているよ