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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 2834-2837

2022年01月21日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



2834
(あれ 左足から歩き出したんだっけ?)
自然なことが
気がかりの水面に落ちる



2835
いつもの気にも留めない
重力から
気がかり通りへ波紋が流れる



2836
(気になる ならない 奇になる
ならない
木になる ならない 器になる ならない)



2837
越えられないいくつもの関所
泊まれない
閉ざされた宿屋 というわけでもないが