詩『言葉の街から』 対話シリーズ
2834
(あれ 左足から歩き出したんだっけ?)
自然なことが
気がかりの水面に落ちる
2835
いつもの気にも留めない
重力から
気がかり通りへ波紋が流れる
2836
(気になる ならない 奇になる
ならない
木になる ならない 器になる ならない)
2837
越えられないいくつもの関所
泊まれない
閉ざされた宿屋 というわけでもないが
2834
(あれ 左足から歩き出したんだっけ?)
自然なことが
気がかりの水面に落ちる
2835
いつもの気にも留めない
重力から
気がかり通りへ波紋が流れる
2836
(気になる ならない 奇になる
ならない
木になる ならない 器になる ならない)
2837
越えられないいくつもの関所
泊まれない
閉ざされた宿屋 というわけでもないが