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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 317-320

2020年04月01日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



317
喧騒の言葉の道を
低く低く
目線も下げて通り過ぎてゆく



318
ほんとうは言葉では言えない
足音が
言葉のリズムになっているはずさ



319
言葉を大量消費してはいても
無数の
保留が沈黙の内に響いている



320
何事も終止や結びが
必要だ
急かされる句点はむずかしいな