外国人だけ

▲寒い宿坊だったが、夕飯、朝飯の精進料理は薄味でもしっかりして味がついていて非常に美味しかった。一昨夕の奥之院（西乃院は間違い）の散策から朝の散策に。先ずは高野杉と言われる樹齢200年から600年の杉の木の太さ、大きさにビックリ。
▲バスで和歌山の尾根、山間を走り、そして乗り継ぎ、「滝尻王子」に着き、そこから歩き始める。このバスには20人ほど乗っていたが日本人は我々だけ。それにしてもバスの４時間はほとんどが山間の道路、和歌山には平野がないのか、と思うほど。熊野古道も最初は上りだったが、途中はフラットな山道、２時から歩き始め５時半に宿に到着する。３時間半ほど歩いたが一人で歩けば２時間半ほどか。

▲宿は取るのも困難な宿のようだ。この宿の予約を最優先にしてスケジュールを立てたとのこと。こちらの料理も多国籍料理、悪くない、美味しい。宿にも何組かいたが日本人は２、３組。外国人の新婚旅行者もいた。山道を歩いたが、出会うのは全て外国人、日本人で歩いている人はいなかった。
▲今日からちょっと長く歩く。体調はベスト、全然大丈夫だ。心配した痙攣も起きていない。先ずは若い二人に迷惑を掛けないことだが、俺が一番元気かもしれない。

4月11日朝。