午後、千歳に向かった。途中の美笛峠では雪が少し交じっているかという小雨。雪が降っても既にタイヤは冬用タイヤ焦ることはない。千歳に着いて待合室にいると、ひょっとして彼かな、と思う人が座っている。近所のRさんだった。奥さんのお父さんの見舞いで神戸に向かうとのこと。すぐ近所の方と同じ便で神戸なんて驚きだ。神戸に着けば奥さんが待っていて抱きついてくる、いつになってもラブラブだ。
夜、エリーさんと一杯やった。同級生二人で10年やっているという居酒屋さん。驚いたというか、自信をもったというかメニュー品のメインが北海道産だった。カウンター上のザルにインカの目覚めというジャガイモがあった。「これどこのジャガイモ?」と聞けば「北海道のものです」。厚岸の牡蠣がお勧め一番手だし、鱈の白子だったり、北海道オンパレードだ。「北海道産は全然違います!」という。神戸の繁華街で北海道産を食べる、日頃なんて贅沢をしているのだと。地元でとれた農産物は美味しいと思って食べているが、もっともっと感謝しながら食べないと申し訳ない。
何も調べずにネットでホテルを取ったが、生田神社の近くのホテル、ホテルを出ればすぐに繁華街だった。それにしてもこれだけの飲食店があるのかと思うほどネオン、提灯の灯り。呑む店、食べる店は選り取り見取り、こういったところは大都会はいいな。
それにしても相変わらず方向音痴だな。グーグルマップを使ってホテルまで歩こうとしたが方向が定まらない。二人ほどに案内してももらい、さらに二人に場所を聞き辿り着く。情けなしだ。
10月31日朝。昨日の羊蹄山、まもなく里に白いものが来そうだ。