ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

王手だ

2016-10-28 05:48:57 | Weblog

▲一昨日とうって変わって寒い日だった。空は鉛色、風は強く、気温はプラス5,6度、体感気温は零度くらいか。雪が降る前のこの時期が体感的には一番寒く感じるのか。日本シリーズでnhkの放送を見ていたらアナウンサーまで「本日の札幌は大変寒く」などと放送していた。風が吹くと夏場はより涼しく感じるが、この時期はより寒く感じる。もうダウンウェアは欠かせない。

▲あれよ、あれよという間に3連勝してしまった。広島の勢いを止め、ファイターズが盛り返している。いわゆる「王手」だ。今日のスポーツ新聞のトップには「王手」の文字が溢れているだろう。日本シリーズで3勝したチームが相手に「王手」を掛ける。そして負けているチームが3勝すると「逆王手」となる。スポーツ新聞の見出しは過去何十年も変わりはない。

▲将棋用語の「王手」だが、このような時に麻雀用語の「リーチ」は使わない。リーチと王手、似ているようで似ていないのか。王手は追い詰められて逃げるところが無いような感じなのか。逆王手とならないよう第6戦で勝負が付くといい。

▲ルーキーの投手には荷が重かったのか。なんで先頭打者を2ストライクノーボールで追い込みながら四球を出してしまうのか。冷静そうなのはそれなりに魅力があるが喜怒哀楽をだしてもいい。もっと悔しそうな顔をして欲しい。降板しても何とも思わないような態度は感心しない。

▲メンドーサ君が好投した。二番手で登板し、相手の反撃を一気に断ち切り、その後も好投し、チームの守りの安定感を与え、攻撃のチャンスを作り出した。相手チームの打線を封じる、これがチームに良い影響をもたらす、ナイスピッチングだった。

▲王手を掛けたことでチームに余裕が出来た。この余裕がいい結果をもたらすか否かは分からない。ただ、有利に立ったのは間違いない。第6戦の先発は大谷君か、これで決められれば大谷君のシリーズとなってしまうような気がする。野球に対する才能が有り余っている。

▲しかし、あの赤色に染まった観衆を見れば鯉ナインも元気が出るだろう。敵地では勝てない、地元で勝利する、いわゆる内弁慶の戦いになったのか。鯉はエース級で勝てなかった5戦目、投手陣はファイターズの方に余裕が出来たのか。でも、まだ分からない。いい戦いの日本シリーズだ。

 

10月28日朝。

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