ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

デブ・ワン

2010-07-08 07:38:28 | Weblog
安モーテルの近くにショッピングセンターがあり、そこに「SUSHI TOYAMA」というネオンを見つけ入った。日本人らしき男だったがコレア人だった。日本人から店を買ってそのまま営業しているらしい。唯一のお客さんが我々ともう一組の日本人夫婦。話しかけたらハワイで芸能人、プロ野球選手御用達の店を経営していて、そこを畳んで娘さんのいるこのエバレットに移り住んでいるとのこと。そこも日本人ブームが去り、お客が減り、畳んだようだ。

翌日は、何と朝5時45分から、ゴルフを始めた。昨日出会ったデブ・ワンさんが予約を入れたら12時16分スタートか5時45分となり、朝早くからのスタート。何しろ、こんなに早くスタートできて、夜8時頃までプレイしている。暗くなるのは夜の9時前後、ずいぶんと日が長い。

クラブハウス前ではデブ・ワンさんが出迎えてくれた。そして昨夜カジノで1700ドル儲けたので、プレイ費を出してくれるという。「人生悪くない」といいながら随分気前がいい。しかし、カジノで運を使い果たしたのかデブ・ワンさん、昨日と違い調子が良くない。長い一日になりそうだ、何て言っている。

驚いたことが起きた。デブ・ワンさんがパー3で何とホールインワンらしきショットをした。若ちゃんが「あれ、ホールインワンかも知れないよ」と言う。確かにボールがピンに向かっていったのは解った。俺もデブ・ワンさんも「まさか」と、その時は信じられなかった。カートでいち早く行き、俺がホールを見たら、入っていた。ボールインワンだったが、しらばっくれた。入っていない振りをして別のところにあるような素振りをした。デブ・ワンさん、「やっぱり入っていないか」とガッカリ。それで周りを探し出したがボールがない。「入っているよ」と言って、デブ・ワンさんがホールに近づいた。そしてボールを確認後「信じられない」ような顔をして心臓バクバクしている様子を身体で表した。俺も初めてホールインワンに立ち会った。

終了したのは朝9時15分だ。ゴルフ場を後にしてシアトルに向かった。市内に着いて、何度も道を間違ったりしたがどうにか予約済みのホテルにたどり着く。たいした地図も持たず、市内に入るなんて、無謀だ。

夜7時から始まるイチローの試合を見に行く。対ロイヤルズ戦だが思い切って高額なネット裏に予約を入れた。俺のお金では無いので買えたようなものだ。ひょっとしたらテレビに映るかも知れない。最も、今日のロイヤルズ戦と明日のヤンキース戦が日本のテレビで放映されればの話しだが。

7月7日 15時過ぎ。ずぅーーーと快晴。雲が見たい。何て天気がいいんだ。俺の白い肌が焼けて茶色になってしまった。
コメント
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