野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

久しぶりの訪問、カワサキプラザ神戸垂水

2023-11-15 07:02:16 | その他
 
店の名前を、「マイスター」から「カワサキプラザ神戸垂水」に変更して以来だから、久しぶりに訪問した。森田社長とは、彼がカワサキ技術部のモトクロス開発班に在席し、その後二輪販売の勉強のため一時KMJに出向してのち、「カワサキ・マイスター」と言う名のオートバイ販売店を開店し、もう長い付き合いである。カワサキの技術部在席していた頃はモトクロスマシンKX125のエンジン開発を担当していた。125㏄の排気量だから、もともと非力だが、それを、それこそ寝るのを惜しんで、家に帰っても布団に入っても125の出力向上を模索していたと聞いた。毎日のようにエキゾートパイプの形状を変えてトライしていた。ある時、エンジンを台上に掛け動力計の荷重をかけると、何かが違う、と言う。下方からエンジンの回転を上げると、エンジンの食いつきが違うという。これがKX125エンジンのトルクを一回り大きした要因だ。このエンジンは米国のモトクロス専門誌でベストマシンに選ばれ、Jeff Ward 選手を始めとするカワサキワークスに多くのチャンピオンをもたらしたのだ。さて、2ストロークエンジンの開発を成功させるためには、たくさんの汗をかかねばならない(=多くの実験をこなすこと)ことはよく知られた事実だが、森田さんの勘の良さ、能力と執念がこれを可能とした。

カワサキの二輪販売店を開いて、しばらくはモトクロスチームを作って全日本選手権に参戦していた。自前のエキゾートチャンバーを作ってレースに出ていたので、他のチーム員から羨望の的であった。今は、二輪販売の社長だが、昨今の二輪事情や顧客の求める二輪を良く分析しており、カワサキプラザの良い点等を含め色々教えてくれた。カワサキ二輪の販売はどうかと聞くと、もっと売れるという。彼の人柄の良さ、勘の良さと能力の高さから言えば、確かにそうだと思う。
  
  
  「2023年11月14日:カワサキプラザ神戸垂水、森田社長夫婦と私」:


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